特許
J-GLOBAL ID:200903098580851032

溶融した原子炉炉心の回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118477
公開番号(公開出願番号):特開平7-110392
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 事故で原子炉の炉心が溶融して落下した場合に炉心を冷却して、床への進行を防ぐ。【構成】 溶融した原子炉炉心の回収装置は、炉心下方にある空間を溶融物が低速で流れるような狭い空の間隙(5)と、この溶融物を固化する冷却剤流路(6)とに分割する隔壁(4)を有する。【効果】 原子炉の炉心が溶融して落下した場合でも、溶融した炉心は急激に冷却されるため、床への進行を防ぐことができる。従って、溶融した原子炉炉心が付近の土壌を汚染するといった事故を未然に防ぐことができる。
請求項(抜粋):
炉心の下方に、分離した複数の間隙(5、6)を形成する垂直な複数の隔壁(4)を有し、上記間隙は空の間隙(5)と冷却剤で充填された間隙(6)とからなり、上記冷却剤で充填された間隙の上部に耐火物層(7)を設けることを特徴とする、溶融した原子炉炉心の回収装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭51-062296

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