特許
J-GLOBAL ID:200903098582336950

受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 秀治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-085301
公開番号(公開出願番号):特開2002-290483
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月04日
要約:
【要約】【課題】 BPFの特性の不一致に起因するFSK信号などの誤復調を抑制すること。【解決手段】 遅延回路5は、リングバッファに、BPF4を通過してきたデジタル信号を順次記憶していく。自己相関処理回路6Aは、現時点でバッファリングされたサンプルから過去Nサンプルと、現時点からD1サンプル分だけ過去のNサンプルとを遅延回路5から読み出し、両者のベクトル内積を自己相関として計算する。自己相関処理回路6Bは、現時点でバッファリングされたサンプルから過去Nサンプルと、現時点からD2サンプル分だけ過去のNサンプルとのベクトル内積を自己相関として計算する。そして、積分処理回路7A,7Bは、自己相関処理回路6A,6Bによる自己相関値の急激な変化を抑制し、比較回路8は、積分処理回路7Aからの値と、積分処理回路7Bからの値とを比較して、復調信号の値を決定する。
請求項(抜粋):
FSK信号を受信し、そのFSK信号を復調する受信機において、SSBモードで受信信号を検波するSSB検波器と、上記SSB検波器による検波後の信号における第1および第2のピーク周波数を通過させるフィルタと、上記第1のピーク周波数に対応して、上記フィルタを通過した信号の時系列における第1の間隔だけ離れた信号間の自己相関値を計算する第1の自己相関処理回路と、上記第2のピーク周波数に対応して、上記フィルタを通過した信号の時系列における第2の間隔だけ離れた信号間の自己相関値を計算する第2の自己相関処理回路と、上記第1の間隔についての自己相関値と上記第2の間隔についての自己相関値とを比較し、その比較結果に基づいて復調信号の値を決定する比較回路と、を備えることを特徴とする受信機。
Fターム (4件):
5K004AA04 ,  5K004ED02 ,  5K004EG10 ,  5K004EH01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-181355
  • 特開平3-085948

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