特許
J-GLOBAL ID:200903098583727375

医療処理装置用の、種々の液体を均衡化する使い捨て型均衡化装置及びこのような使い捨て型均衡化装置を収容する差込みユニットを有する医療処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342628
公開番号(公開出願番号):特開平9-276398
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 ただ1つの溶接工程で小コストで製造でき、取扱い容易な使い捨て型均衡化装置を提案する。【解決手段】 シート袋として形成されている使い捨て型均衡化装置は2つのシート1, 2から成り、これらのシート1, 2は互いに溶接され、これにより、可撓性壁8 により2つの室半部9, 10 に分割されている均衡化室4 が形成され、2つの補償室5, 6が更に形成され、個々の室を互いに接続する流路15〜18が更に形成される。均衡化室4 の第1の室半部9 を第2の室半部10から分離する可撓性壁8 は、中間シートにより形成され、中間シートは、第1のシートと第2のシート1, 2との間に均衡化容積部の領域内で挿入され、外側シートに圧密的に溶接され、これにより第1及び第2の室半部9, 10 が形成される。均衡化室半部9, 10 の固定的容積プリセット値は、相応する差込みユニットにより得られ、この差込みユニットの中に使い捨て型均衡化装置が適切に挿入される。
請求項(抜粋):
2枚の重ねた合成樹脂シート(1,2)を有する医療処理装置用の、種々の液体を均衡化する使い捨て型均衡化装置において、前記合成樹脂シート(1,2)が互いに耐圧的に結合されており、これにより、或る可撓性の壁(8)により第1及び第2の室半部(9,10)に分割され、その際前記可撓性壁(8)は中間シートにより形成され、この中間シートは均衡化容積部の領域内で第1の前記シート(1)と第2の前記シート(2)との間に挿入されてそれら外側シート(1,2)とともに、第1の前記室半部(9)が第2の前記室半部(10)から圧密的に分離されているように前記両室半部(9,10)を形成して結合されている、均衡化室と、圧密的に締付け閉鎖可能な第1の流入路(17)を介して前記均衡化室(4)の第1の前記室半部(9)と流体接続されている第1の補償室(5)と、圧密的に締付け閉鎖可能な第2の流入路(15)を介して前記均衡化室(4)の第2の前記室半部(10)と流体接続されている第2の補償室(6)が更に形成され、前記均衡化室(4)の第1の前記室半部(9)と流体接続されている圧密的に締付け閉鎖可能な第1の流出路(18)及び前記均衡化室(4)の第2の前記室半部(10)と流体接続されている圧密的に締付け閉鎖可能な第2の流出路(16)とが形成されていることを特徴とする、使い捨て型均衡化装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 510 ,  A61M 1/14 550
FI (2件):
A61M 1/14 510 ,  A61M 1/14 550

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