特許
J-GLOBAL ID:200903098584883982

熱硬化性樹脂成形材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296214
公開番号(公開出願番号):特開平7-150008
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【構成】 フェノール化合物と、ホルムアルデヒドを縮合したノボラック樹脂のフェノール性水酸基の少なくとも1個をビニルベンジルエーテル基で置換することにより、分子中にフェノール性水酸基(a)とビニルベンジルエーテル基(b)とを有するビニルベンジルエーテル化ノボラック樹脂(A)100重量部、有機過酸化物(B)5重量部及びヘキサメチレンテトラミン5重量部からなる樹脂成分と、充填材として有機質充填材と無機質充填材とを主成分とする熱硬化性樹脂成形材料。【効果】 100〜150°C以下の比較的低温では実質的に硬化せず安定であり、150°C以上の高温では速やかに硬化する特長を有し、かつ熱時の剛性の大きなラジカル硬化性樹脂成形材料を得ることができる。更に、従来のフェノール樹脂成形材料と同様な機械的強度を保持しながら、摩耗性の優れた成形品を得ることができるので、ドリル加工性が良好であり、摺動時における摩耗特性、成形時の金型摩耗などにおいても優れた特性を発揮する。
請求項(抜粋):
フェノール化合物と、ホルムアルデヒドを縮合したノボラック樹脂のフェノール性水酸基の少なくとも1個をビニルベンジルエーテル基で置換することにより、分子中にフェノール性水酸基(a)とビニルベンジルエーテル基(b)とを有するビニルベンジルエーテル化ノボラック樹脂(A)100重量部、有機過酸化物(B)0.01〜30重量部及びヘキサメチレンテトラミン(C)0.1〜15重量部からなる樹脂成分と、充填材として有機質充填材及び又は無機質充填材とを主成分とする熱硬化性樹脂成形材料。

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