特許
J-GLOBAL ID:200903098591385734

石炭の発電用燃料への転換方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-108162
公開番号(公開出願番号):特開2001-294873
出願日: 2000年04月10日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】【課題】 生成ガス中の不純物を効率的に分離し、ガスタービン複合発電へ可燃性ガスの供給を容易にし得る。二酸化炭素の排出を抑え、その一部を液体の状態で副産物として回収する。低温で燃焼、ガス化させ、生成ガス中の潜在的燃焼エネルギを高めることにより、発電装置の発電効率を高める。【解決手段】 CWM原料を500〜800°C、7〜25MPaの反応器18で生成ガスと油分と残渣と水蒸気とに分解する。分解生成物を100〜150°C、7〜25MPaの第1分離器26で生成ガスと水、油分及び残渣とに分離する。水、油分及び残渣を第2分離器27で水を分離する。油分及び残渣を0.1〜5MPaの加熱炉10に酸素源とともに導入して燃焼する。生成ガスを温度5〜31°C、圧力7〜25MPaの第3分離器28で二酸化炭素を液化して分離し、ガスタービン複合発電用のメタン及び水素を含む可燃性ガスを得る。
請求項(抜粋):
微粉化した石炭と水を混合した石炭・水ミクスチャーを温度500〜800°C、圧力7〜25MPaの反応器(18)に導入して前記石炭をメタン、水素及び二酸化炭素を含むガスと軽質化した油分と残渣に分解する分解反応工程と、前記分解反応工程で得られた分解生成物を温度100〜150°C、圧力7〜25MPaの第1分離器(26)に導入して前記分解生成物をメタン、水素及び二酸化炭素を含むガスと水、軽質化した油分及び残渣とに分離する第1分離工程と、前記第1分離工程で分離された水、軽質化した油分及び残渣を第2分離器(27)に導入して前記水を分離する第2分離工程と、前記第2分離工程で分離された軽質化した油分及び残渣を前記反応器(18)を加熱する炉内圧力が0.1〜5MPaに維持された流動層型もしくはバーナ燃焼型加熱炉(10)に酸素源とともに導入して燃焼する燃焼工程と、前記第1分離工程で分離されたメタン、水素及び二酸化炭素を含むガスを温度5〜31°C、圧力7〜25MPaの第3分離器(28)に導入して前記ガスから二酸化炭素を液化して分離し、ガスタービン複合発電用のメタン及び水素を含む可燃性ガスを得る第3分離工程とを含む石炭の発電用燃料への転換方法。
IPC (4件):
C10J 3/46 ,  C10J 3/48 ,  F01K 23/10 ,  F02C 3/28
FI (5件):
C10J 3/46 J ,  C10J 3/46 K ,  C10J 3/48 ,  F01K 23/10 T ,  F02C 3/28
Fターム (6件):
3G081BA02 ,  3G081BA13 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA22

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