特許
J-GLOBAL ID:200903098600146829

走行車両の走行操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032361
公開番号(公開出願番号):特開平9-221057
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 主変速レバー13にて走行機体を前進と後退とに走行方向を切り換えても、操向用ハンドル12の旋回のための操作方向を一定にして、旋回のための操向用ハンドルの操作性を一定させる。【解決手段】 主変速レバー13が取付く回動ブロック71をX軸72周りに回動させ、回動ブロック71にY軸回りに回動可能に装着された回動ヨーク76の先端の自在継手部79と、旋回用油圧式駆動手段の操作アーム部78の先端でY軸74上の自在継手80とを連結アーム81にて連結し、前進時と後退時とで、主変速レバー13にて回動ヨーク76の傾き方向を切り換え、操向用ハンドル12にて旋回操作すると、連結アーム81を介して操作アーム部78の移動方向を逆作動させ、旋回用油圧式駆動手段の操作方向及び操作量と操向用ハンドルの動き方向及び回動角度との整合を計る。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を、前進・後退の出力に切り換え可能な走行用油圧式駆動手段と差動歯車機構とを介して左右一対の走行クローラへ伝達するように構成する一方、操向用ハンドルの左右旋回のための操作量に応じて出力調節可能な旋回用油圧式駆動手段を介して旋回に必要な差動トルクを前記差動歯車機構に付与するように構成してなる走行車両において、前進及び後退操作する走行用操作レバーが取付き、第1軸周りに回動可能に装着された回動ブロックに、回動ヨークの基端を前記第1軸と直交する第2軸周りに回動可能に装着し、前記旋回用油圧式駆動手段のための操作アーム部を前記第1軸と平行な軸線回りに回動自在となし、走行用操作レバーの前進と後退との中立位置において、回動ヨークの先端側における前記第1軸の延長線上に設けた自在継手部と、操作アーム部における前記第2軸の延長線上に設けた自在継手部とを連結アームにて連結し、前記操向用ハンドルの左旋回操作及び右旋回操作に応じて前記回動ヨークをそれぞれ逆方向に回動可能に構成したことを特徴とする走行車両の走行操作装置。

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