特許
J-GLOBAL ID:200903098605834081

カメラのボディ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-344422
公開番号(公開出願番号):特開平11-160770
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 外観性に優れたストラップ装着部を有し、しかも、プラスチック成形品である前部カバー及び後部カバーの製造用金型のコストを低減し得る、カメラのボディ構造を提供する。【解決手段】 コンパクトカメラ10のボディは、本体部材12と、互いに係合して本体部材を覆う前部カバー14及び後部カバー16と、それらとは別個に形成された別個部材18とで構成される。前部カバーと後部カバーとの接合部にストラップ装着部56が形成され、このストラップ装着部は、ボディの表面に形成された細長い溝58を含み、この溝は、一対の側壁部、一対の端壁部、底壁部、及びブリッジ部を有する。ブリッジ部と底壁部との間にストラップまたはストラップ係止具を挿通する。溝の各部分は、前部カバー、後部カバー、及び別個部材によって好適に形成され、それら3つの部材はネジによって組み付けられる。
請求項(抜粋):
カメラのボディのシャーシである本体部材と、互いに係合して前記本体部材を覆うプラスチック成形品の前部カバー及び後部カバーとを含んでなるカメラのボディ構造において、前記前部カバーと前記後部カバーとの接合部にストラップ装着部が形成されており、前記ストラップ装着部は、前記ボディの表面に形成された細長い溝を含んでおり、前記溝は、該溝の長手方向に延在する互いに対向する一対の側壁部と、該溝の長手方向の両端部に存在する一対の端壁部と、前記一対の側壁部と前記一対の端壁部とに囲繞された底壁部とを有し、前記ストラップ装着部は更に、前記溝の前記一対の側壁部を前記溝の長手方向の中間部において互いに連結するブリッジ部を有し、前記ブリッジ部と前記底壁部との間にはストラップまたはストラップ係止具を挿通することのできる間隙が画成されており、前記溝の前記一対の側壁部の一部分、前記溝の前記一対の端壁部、及び前記ブリッジ部は、前記前部カバーと前記後部カバーとで形成されており、前記溝の前記一対の側壁部の一部分と前記底壁部とは、前記前部カバー及び前記後部カバーとは別個に形成された別個部材によって形成されており、前記溝の近傍において前記前部カバー、前記後部カバー、及び前記別個部材がネジによって互いに組み付けられている、ことを特徴とするカメラのボディ構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • カメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-189081   出願人:株式会社ニコン
  • カメラの裏蓋ロック装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-328787   出願人:旭光学工業株式会社

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