特許
J-GLOBAL ID:200903098612926854

バチルス属微生物を用いた高純度L-乳酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280660
公開番号(公開出願番号):特開平9-121877
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 バチルス属の特定種の微生物を用いてL-乳酸を高純度で且つ安価に製造する方法を提供する。さらに、殺虫性毒素を生産する能力を有するバチルス属の特定種の微生物を用いて、高純度L-乳酸と殺虫性毒素とを同時に生産させ、トータルコストがより下げられた高純度L-乳酸の製造方法を提供する。【解決手段】 資化可能な炭素源(グルコース)から光学純度70%以上のL-乳酸を生産する能力を有するバチルス属の微生物(バチルス・セレウス、バチルス・チューリンゲンシス)を培養する。この培養物から高変換率かつ高い光学純度でL-乳酸を採取する。バチルス・チューリンゲンシスを用いた場合は、殺虫性毒素を同時に生産する。培養は、嫌気的条件下で行うことが好ましい。
請求項(抜粋):
資化可能な炭素源から光学純度70%以上のL-乳酸を生産する能力を有する、バチルス・アントラシス(Bacillus anthracis)、バチルス・セレウス(Bacillus cereus) 、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)、バチルス・ラルバエ(Bacillus larvae) 、バチルス・レンチモルブス(Bacillus lentimorbus)、バチルス・ポピラエ(Bacillus popilliae)およびバチルス・スファエリカス(Bacillus sphaericus) からなる群から選ばれる少なくとも一種のバチルス属(Bacillus)の微生物を培養し、この培養物から光学純度70%以上のL-乳酸を採取することを特徴とする、L-乳酸の製造方法。
IPC (8件):
C12P 7/56 ,  C07C 59/08 ,  C12P 1/04 ,  C12P 21/02 ,  C12N 1/20 ,  C12R 1:07 ,  C12R 1:085 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C12P 7/56 ,  C07C 59/08 ,  C12P 1/04 Z ,  C12P 21/02 A ,  C12N 1/20 E
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-110192
  • 特表平7-503846
  • 特開昭63-010707
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-110192
  • 特表平7-503846
  • 特開昭63-010707

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