特許
J-GLOBAL ID:200903098614706843
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-211288
公開番号(公開出願番号):特開2000-043508
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 踏面内のトレッドパターンを変えずに(操縦安定性や摩耗性を犠牲にすることなく)、排水性を高めた空気入りタイヤを提供することにある。【解決手段】 空気入りタイヤ10では、タイヤ幅方向の接地端部Aからタイヤ最大幅位置までの部分であるバットレス部20に複数の溝30が周方向に所定ピッチで形成されている。この溝30は、タイヤ回転軸方向からの側面視においてタイヤ半径方向に対して車両進行方向(矢印L方向)側に角度αだけ傾斜する第1溝部30Aと、角度β(β>α)だけ傾斜する第2溝部30Bとから構成されている。したがって、この空気入りタイヤ10が装着された車両が水溜まり上を高速で走行すると、接地面前方の水を接地圧で横方向に排水する。この際、前記溝30が排水方向(流線)に沿って形成されているため、排水速度(流水速度)が高くなって、ハイドロプレーニング現象を起こしにくくなる。
請求項(抜粋):
トロイド状ラジアルカ-カスのクラウン部周上に、複数枚のベルト層とトレッドを順次備える空気入りタイヤにおいて、タイヤ規格における最大負荷能力100 %のときの、タイヤ幅方向における接地端とタイヤ最大幅との間の部分であるバットレス部に複数の溝が形成され、タイヤの回転軸方向からの側面視において、踏面が接地した時に接地面の周方向両端部に相当する仮想位置とタイヤ回転軸を結んだ領域に位置した溝は、溝の任意の2点のうちタイヤ最大幅側の点が接地端側の点とタイヤ回転軸を結ぶ線と同一線上あるいは前記線よりも車両進行方向側に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (6件):
B60C 11/04
, B60C 11/13
, B60C 11/00
, B60C 11/01
, B60C 11/117
, B60C 11/11
FI (7件):
B60C 11/04 H
, B60C 11/00 H
, B60C 11/01 B
, B60C 11/11 E
, B60C 11/04 A
, B60C 11/06 A
, B60C 11/08 A
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