特許
J-GLOBAL ID:200903098617404147

遠心分離形油分離器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092969
公開番号(公開出願番号):特開平5-296610
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】流入流体の変化によっても所定の油分離効率を維持できるようにする。【構成】流入管11の連通口13近傍に流速調整手段23を設ける。流速調整手段23は、本体容器1の中心側Aにヒンジ部材27,27によって弁体25を支持する。弁体25にコイルばね31を接続し、本体容器側から管内の流体の流れに向かって立ち上げ付勢する。これにより、流速調整手段23を、流体の押圧力により弁体25の開度を変化させて、連通口13を経て本体容器1内へ流入する流体の流速を一体に維持するように構成する。流入流体の流量が減少すると弁体25が復元して流速が一定に保持され、流量減少前と同じ油分離効率が維持される。
請求項(抜粋):
本体容器(1)の上部に、油と気体とからなる流体を該本体容器(1)の接線方向に沿って該本体容器(1)内に流入させる流入管(11)と、気体が流出する気体流出管(15)とが接続される一方、上記本体容器(1)の下部に油が流出する油流出管(19)が接続されて分離器本体(21)が形成され、上記流入管(11)から上記本体容器(1)内へ流入する流体を旋回流にして気体と油とに遠心分離する遠心分離形油分離器において、上記分離器本体(21)に一端が支持されて上記流入管(11)より本体容器(1)内に流入する流体中に配置された弁体(25)を備え、該弁体(25)が流体の押圧力により開度変化して上記本体容器(1)への流入流体の流速を一定に保持する流速調整手段(23)が設られていることを特徴とする遠心分離形油分離器。

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