特許
J-GLOBAL ID:200903098629481066

送信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314705
公開番号(公開出願番号):特開平7-170202
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】出力信号レベルが可変となる送信回路において、出力信号レベルを小さくした場合の電力効率の劣化や消費電流の増加を抑えた送信回路を提供すること。【構成】送信出力制御回路において出力信号レベルを決める基準信号に比例し、かつ同時に電力増幅器15の電源電圧とバイアス電圧を決める制御信号を生成する制御回路16を持つ。【効果】出力信号レベルが変化しても電力増幅器が常に理想的な飽和状態となり、電力効率の劣化や消費電流の増加及び出力歪がない送信回路を構成できる。
請求項(抜粋):
少なくとも可変利得電力増幅器(11)と、信号抽出検波回路(12)と、制御回路(16)と、電圧比較器(17)と、可変電圧電源(18)を具備する送信回路において、該可変利得電力増幅器(11)は、少なくとも可変利得駆動増幅器(14)と該可変利得駆動増幅器の出力を入力する電力増幅器(15)で構成され、前記信号抽出検波回路(12)は、前記可変利得電力増幅器(11)の出力信号の一部を抽出、直流平滑して出力し、前記制御回路(16)は、前記可変利得電力増幅器(11)の出力信号レベルを決める基準電圧(Vref)と、電圧源制御信号(Vcon)を発生し、前記電圧比較器(17)は、前記信号抽出検波回路(12)出力と、前記制御回路(16)出力の基準電圧(Vref)とを入力し、電圧値を比較した結果(Vapc)は利得制御のため前記可変利得駆動増幅器(14)に入力され、前記可変電圧電源(18)は、前記制御回路(16)から出力される電圧源制御信号(Vcon)を入力し、該信号(Vcon)に応じて固定直流電圧(Vdc)を任意の電源電圧(Vdd)及びバイアス電圧(Vgg)に変換し、各々電力増幅器(15)に供給され、前記可変利得電力増幅器(11)の消費電流が常に最小となるように基準電圧(Vref)に応じて電圧源制御信号(Vcon)を発生する制御回路を持つことを特徴とする送信回路。

前のページに戻る