特許
J-GLOBAL ID:200903098633520076

トルクコンバータロックアップ装置の捩じり振動減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086851
公開番号(公開出願番号):特開平7-293664
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップ装置の捩じり振動減衰装置において、粘性抵抗を用いて大きな変位角を有する捩じり振動を減衰するとともに、変位角の小さな捩じり振動を伝達しにくくする。【構成】 捩じり振動減衰装置14は、ドリブンプレート12と流体室24とスライダ25とチョーク部とを備えている。流体室24はピストンに連結され、円周方向に延びる隙間29を有している。ドリブンプレート14は、トルクコンバータの出力側部材にに連結され、隙間29から流体室24内に挿入される突起12aを有する。スライダ25はキャップ状スライド部材であって、流体室24内に円周方向に相対移動自在に配置され、突起12aに対して円周方向に所定角度範囲内で相対移動自在に係合する。チョーク部には、スライダ25と流体室24の相対移動により流体室24内の流体が通過する。
請求項(抜粋):
トルクコンバータの入力側フロントカバーとトルクコンバータ本体との間に配置され、前記フロントカバーに圧接可能なピストンと、前記ピストンと前記トルクコンバータの出力側回転体とを円周方向に弾性的に連結する弾性連結機構とを含むトルクコンバータロックアップ装置の捩じり振動減衰装置であって、前記ピストンおよび前記出力側回転体の一方に連結され、円周方向に延びる開口部を有する弧状流体室と、前記ピストンおよび前記出力側回転体の他方に連結され、前記開口部から前記流体室内に挿入される突起を有する回転部材と、前記流体室内に円周方向に相対移動自在に配置され、前記突起に対して円周方向に所定角度範囲内で相対移動自在に係合するキャップ状スライド部材と、前記スライド部材と前記流体室の相対移動により前記流体室内の流体が通過するチョーク部と、を備えたトルクコンバータロックアップ装置の捩じり振動減衰装置。

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