特許
J-GLOBAL ID:200903098637457700

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336086
公開番号(公開出願番号):特開平9-151884
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 オイルポンプ効率を高めるとともに、組付け形態の簡略化に伴う加工性を高め、コストダウン及び軽量化を図る。【解決手段】 内底面部を潤滑用オイルOのオイル溜め9とした密閉容器1内の上部に電動要素10のクランク軸13にて駆動されるスクロール圧縮要素20を収納する。このスクロール圧縮要素の圧縮室Pにオイル溜めからオイルポンプ機構50にて上昇する潤滑用オイルを供給する。このオイルポンプ機構は、ベアリングプレート51と、このベアリングプレート51に形成したシリンダ室53と、このシリンダ室に設けられるロータ54と、このロータに摺動自在に対接させたスラストプレート56と、このスラストプレートと共にシリンダ室を覆うカバー部材57とをボルト59にて組付け一体化する。これらスラストプレートとカバー部材とを鋼板のプレス打抜き材でそれぞれ形成する。
請求項(抜粋):
内底面部を潤滑用オイルのオイル溜めとした密閉容器内の上部に電動要素のクランク軸にて駆動される固定スクロールと揺動スクロールとからなるスクロール圧縮要素を収納し、このスクロール圧縮要素の圧縮室にて吸入される冷媒ガスを圧縮させるとともに、この圧縮室に前記オイル溜めからオイルポンプ機構にて上昇する潤滑用オイルを前記クランク軸内の軸方向に沿って貫通させたオイル通路を通して供給してなるスクロール圧縮機において、前記オイルポンプ機構は、前記密閉容器内の内底面部側の内周側面に固定されかつその軸受孔に前記クランク軸の下端部が軸支されるベアリングプレートと、このベアリングプレートに形成されたシリンダ室と、このシリンダ室に収納されかつ前記クランク軸の下端偏心軸部にて揺動自在に公転するロータと、このロータに摺動自在に対接させたスラストプレートと、このスラストプレートと共に前記シリンダ室を覆うカバー部材とをボルトにて組付け一体化され、これらスラストプレートとカバー部材とを鋼板のプレス打抜き材でそれぞれ形成してなるとともに、前記スラストプレートは、前記クランク軸のオイル通路に連通する第1の孔と、前記シリンダ室の内周側壁面に形成したオイル吸込口用切欠部とオイル排出口用切欠部とにそれぞれ連通する第2及び第3の孔とを有する一方、前記カバー部材は、前記スラストプレートの第2のオイル吸込口用孔に連通するオイル吸込孔と、前記スラストプレートの第3のオイル排出用孔と前記クランク軸のオイル通路に互いに連通する長溝状のリリーフ溝とを設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/02 311 ,  F04C 18/02 311
FI (2件):
F04C 29/02 311 D ,  F04C 18/02 311 W

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