特許
J-GLOBAL ID:200903098639748109

圧電振動子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289170
公開番号(公開出願番号):特開平5-102786
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】[目的]圧電板上に主電極と副電極を配設し、副電極にはダンピングインピーダンスを配設または接続する構造の高信頼性、高安定性の圧電振動子を提供することを目的とする。[構成]圧電板の表裏板面上に隔離して対向する主電極と副電極を配設し、主電極の抑制すべき共振周波数において、両電極は帯域通過型の音響結合フィルタを形成することにより副電極に抽出した振動エネルギーを負荷したダンピングインピーダンスで効率よく消費させ、かつ主電極の所望の共振周波数において、副電極の共振周波数を異ならしめることにより両電極を不整合状態にして抑制せず発振させるため、両電極を適当な距離と異なる形状寸法に設定し、両電極を抑制すべき共振周波数に一致するよう周波数調整して、副電極にダンピングインピーダンスを接続しまたは配設したことを特徴とする圧電振動子。
請求項(抜粋):
主電極を圧電板の表裏板面上に対向して配設し外部に電気導出してなる圧電振動子において、該主電極から隔離して該圧電板の表裏面上に対向する少なくとも一つの副電極を配設し、該主電極の抑圧すべき共振周波数において該主電極と該副電極は帯域通過型の音響結合フィルタを形成して抑圧すべき共振周波数をダンピングさせるべく、かつ該主電極の所望する共振周波数において該副電極の共振周波数と異なることにより該主電極と該副電極間の音響結合を不整合にさせるべく、該主電極と該副電極を適当な距離と異なる形状寸法に設定し、かつ該主電極の抑圧すべき共振周波数に該副電極の共振周波数を周波数調整して、該副電極に該音響結合フィルタの負荷インピーダンスにほぼ等しいダンピングインピーダンスを接続したことを特徴とする圧電振動子。

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