特許
J-GLOBAL ID:200903098656516564

一段消化苛性化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223547
公開番号(公開出願番号):特開平5-239784
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 別個の装置の数を著しく低減でき、しかも白液から粗粒を初めとする混入固形分を完全に除去することができる、効率的でかつ費用効率の高い白液の製造を本質的に一工程の消化・苛性化操作で可能とする一段消化/苛性化システムの提供。【構成】 未消化石灰と清澄化緑液からなるスラリー供給物を、十分な温度および圧力に十分な時間保持して、一工程で、上記未消化石灰を消化し、かつ生成した消石灰を上記清澄化緑液と反応させてスラリー生成物を含有する白液に転化する工程を包含する、未消化石灰および清澄化緑液から白液を製造するための一工程消化/苛性化法であって、上記消化/苛性化反応領域から、粗粒とスラリー生成物含有の白液の一部とを取り出し、清澄化緑液と混合し、さらに該混合物を未清澄化緑液と配合して、粒状物質から分離する。
請求項(抜粋):
未消化石灰と清澄化緑液からなるスラリー供給物を、加圧した消化/苛性化反応領域に導入し、そして上記領域内で、上記の未消化石灰と清澄化緑液からなる混合物を十分な温度および圧力に十分な時間保持して、一工程で、上記未消化石灰を消化し、かつ生成した消石灰を上記清澄化緑液と反応させることによってスラリー生成物を含有する白液に転化する工程を包含する、未消化石灰および清澄化緑液から白液を製造するための一工程消化/苛性化法であって、上記消化/苛性化反応領域から、粗粒とスラリー生成物を含有する白液の一部とを取り出し、この消化/苛性化反応領域から取り出した粗粒とスラリー生成物を含有する白液の一部とを清澄化緑液と混合し、さらに該混合物を緑液清澄化領域で未清澄化緑液と配合して、該緑液清澄化領域で清澄化緑液を清澄化緑液中に含まれる実質的にドレグ、泥および粗粒からなる粒状物質から分離する、ことを特徴とする前記方法。
IPC (2件):
D21C 11/04 ,  C04B 2/04

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