特許
J-GLOBAL ID:200903098667800841

被覆高圧型窒化硼素焼結体及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高木 千嘉 (外3名) ,  高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219272
公開番号(公開出願番号):特開平7-053270
出願日: 1993年08月12日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】 体積基準頻度分布で平均粒子径が10μm以下の高圧型窒化硼素の微粒子からなる芯粒子粉体を気中に分散させ、この分散した芯粒子粉体の粒子を分散度βが70%以上である分散状態で被覆形成物質前駆体と接触又は衝突させることによって、単一粒子の表面を被覆形成物質で被覆を施した被覆された高圧型窒化硼素粒子を結合材と共に、2000MPa未満の圧力及び1850°Cを越えない高圧型窒化硼素が熱力学的に安定ではないが準安定な圧力、温度の焼結条件下で焼結する、高圧型窒化硼素焼結体及びその製造方法。【効果】 本方法により、均一で、緻密で、且つ強固に焼結された、制御された微組織を有する高性能な被覆高圧型窒化硼素焼結体が得られる。
請求項(抜粋):
高圧型窒化硼素の微粒子からなる、芯粒子粉体の粒子又は主に同微粒子からなる芯粒子粉体の粒子であってその表面が被覆形成物質で被覆されたものと、結合材との混合物を焼結して高圧型窒化硼素焼結体を製造する方法において、この被覆形成物質で被覆された高圧型窒化硼素粒子は、芯粒子粉体を被覆空間に投入し、気相を経て生成する被覆形成物質前駆体及び/又は気相状態の被覆形成物質前駆体を、この芯粒子粉体の粒子に接触及び/又は衝突させて、芯粒子粉体の粒子の表面を被覆形成物質で被覆したものであって、(A) 微粒子高分散処理手段群の最終処理手段が、(a) この芯粒子粉体の粒子を気中に分散させる分散手段、および(b) 芯粒子粉体の粒子を気中に分散させた芯粒子粉体の粒子と気体との混合物において低分散芯粒子粉体部分を分離し、芯粒子粉体の粒子が主に単一粒子状態で気中に存在する高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物を選択する高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段とこの高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段により選択分離された低分散芯粒子粉体部分を微粒子高分散処理手段群中の分散手段の内の最終分散手段及び/又は最終分散手段以前の処理手段に搬送するフィードバック手段とを備えた高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物選択手段、から選ばれる微粒子高分散処理手段群により、体積基準頻度分布で平均粒子径が10μm以下の微粒子芯粒子粉体の粒子又は主に微粒子からなる芯粒子粉体の粒子を、気中に分散させて高分散芯粒子粉体の粒子・気体混合物とする分散工程(B) この分散工程で分散させた芯粒子粉体の粒子を、分散度βが70%以上の分散状態で、被覆空間の被覆開始領域において被覆形成物質前駆体と接触及び/又は衝突させて被覆を開始する被覆工程、からなる被覆手段によって調製されたものとし、また結合材は2000MPa未満で1850°Cを越えない高圧型窒化硼素粒子が熱力学的に準安定な条件で密度85%以上に焼結されるものとし、そしてこの被覆された高圧型窒化硼素粒子と結合材との体積で1〜90:99〜10の割合の混合物を2000MPa未満の圧力、及び1850°Cを越えない高圧型窒化硼素が熱力学的に安定ではないが準安定な圧力、温度の焼結条件において焼結することを特徴とする被覆高圧型窒化硼素焼結体の製造法。
IPC (5件):
C04B 35/626 ,  B01J 2/16 ,  B01J 3/06 ,  C01B 21/064 ,  C04B 41/87
引用特許:
審査官引用 (6件)
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