特許
J-GLOBAL ID:200903098667801317

車両の自動操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097601
公開番号(公開出願番号):特開平10-287259
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 電気モータをアクチュエータとする自動操舵装置から転舵角検出手段を廃止し、車輪の転舵角を電気モータの回転角に基づいて算出する。【解決手段】 図示した電気モータのモデルにおいて、端子電圧をu、通電電流をi、抵抗をR、インダクタンスをL、回転角をα、電気モータの特性により決まる定数をKとすると、端子電圧uは次式で与えられる。u=L(di/dt)+Ri+K(dα/dt)これを回転角をαについて解き、小さい値のインダクタンスLを省略すると、回転角をαは次式で与えられる。α=(1/K)∫(u-Ri)dt電気モータの回転角αと車輪の転舵角とは比例関係にあるため、電気モータの端子電圧u及び通電電流iから回転角αを算出すれば車輪の転舵角を知ることができ、これにより転舵角検出手段を廃止することができる。
請求項(抜粋):
目標位置までの車両(V)の移動軌跡を記憶または算出する移動軌跡設定手段(23)と、車輪(Wf)を転舵する電気モータ(7)と、車両(V)が前記移動軌跡を通過するように車輪(Wf)に転舵角(θ)を発生させるべく電気モータ(7)の回転角(α)を制御する制御手段(22)と、を備えた車両の自動操舵装置において、制御手段(22)は、電気モータ(7)の端子電圧(u)と通電電流(i)とに基づいて前記回転角(α)を算出することを特徴とする車両の自動操舵装置。
IPC (3件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-014768

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