特許
J-GLOBAL ID:200903098668114844

工具保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-502320
公開番号(公開出願番号):特表2008-534292
出願日: 2006年03月22日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
本発明の目的は、少量潤滑システムにおける工具保持器を通る潤滑剤の誘導を向上させることである。本発明により工具保持器(1)は、その保持本体(3)内に、工具軸(15)のための受容開口部(13)に接続される貫通開口部(31)に装着される軸方向に移動可能な閉鎖スリーブ(45)と、工具軸(15)の前方端(23)に隣接する閉鎖面(47)とを備える。前記閉鎖スリーブ(45)は、貫通開口部(31)の内部ねじ山(43)にねじ込まれ、軸方向に前記閉鎖スリーブ(45)に係合する制御管(49)に回転固定式であるが、軸方向に移動可能に結合される。前記制御管(49)は、その側部が軸方向に固定されて装着されるが、流体結合部(27)に対しては回転可能に装着される。流体結合部(27)、制御管(49)、閉鎖スリーブ(45)およびチャネル(17)によって、潤滑剤を工具(9)のブレード上に誘導することができる。前記工具保持器(1)は、たとえ少量でも基本的に静かに流体を工具に誘導し、工具ユニット/工具保持器ユニットの縦方向の事前調整を容易にすることができる。
請求項(抜粋):
冷却又は/及び潤滑流体用に回転軸(7)に沿って延在する少なくとも1つのチャネル(17;61)を備える、または工具保持器(1)と共に該チャネルの断面を形成する回転軸(7)及び軸(15)の回りを回転するように駆動する工具(9)用の工具保持器(1)であって、 前記回転軸に対して中央にあり、回転式で剛性にさらに解放可能に前記工具軸(15)を受容するための受容開口部(13)を備える工具受容部(5)と、回転するように駆動する駆動スピンドルと回転固定式に、さらに解放可能に接続するための結合部(11)、および前記受容開口部(13)と等軸であり、この中に進み前記結合部(11)の側部に向かって開く貫通開口部(31)とを有する保持器本体(3)と、 前記開口(31)内で軸方向に可動であるように配置され、前記受容開口部(13)の側部に前記工具軸(15)の前方端(23)のための閉鎖面(47)を形成する閉鎖スリーブ(45)と、 前記冷却又は/及び潤滑流体を供給するために前記結合部(11)の側部で前記回転軸(7)に対して中央の流体結合部(27,33)と、を備えている工具保持器において、 前記閉鎖スリーブ(45)が外部ねじ山を有し、軸方向にねじ込み可能に前記貫通開口部(31)の内部ねじ山に着座し、前記流体結合部(27,33)内の前記結合部(11)の側部から軸方向に到達可能であり、前記回転軸(7)と同軸である、壁がほぼ密閉された位置決め管(49)が、前記保持器本体(3)に対して回転可能に、さらに軸方向に固定されるように前記貫通開口部(31)に配置され、前記閉鎖スリーブ(45)が回転固定式に、さらに軸方向に可動式に前記位置決め管(49)に結合され、前記受容開口部(13)に面する該位置決め管(49)の端部と伸縮自在に軸方向に重なり合うことを特徴とする工具保持器。
IPC (2件):
B23B 31/00 ,  B23Q 3/12
FI (2件):
B23B31/00 C ,  B23Q3/12 A
Fターム (2件):
3C016FA01 ,  3C032FF01
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 独国特許第 103 12 743 A1号明細書
  • 欧州特許第 0 662 223 A1号明細書
  • 独国特許第 103 17 576 A1号明細書
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審査官引用 (6件)
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