特許
J-GLOBAL ID:200903098679584915

製鉄所発生廃棄物等の処理設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 狩野 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168087
公開番号(公開出願番号):特開平11-001725
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【目的】 前処理が比較的簡単であり、還元処理効率が良く、回収されるFe等の純度が高い回収可能金属含有廃棄物の処理と、酸洗またはめっき廃液の安価で安全な処理とをともに可能とする。【構成】 ロータリーキルンと2次燃焼室とを有し、ロータリーキルンは円筒形状の中心軸を水平に対して傾けて回転され、上流開口端から回収可能金属等含有廃棄物、還元剤、スラグ生成物質を投入するとともに燃焼ガスを導入し、下流開口端へ向かって移動させながら、乾燥、金属の還元及び溶融、亜鉛等の優先蒸発及び酸化並びに酸化亜鉛等粉末の生成、溶融金属と溶融スラグの排出を順次行い、2次燃焼室は直立円筒状であり、その側面にロータリーキルンの下流開口端との接合口があり、その側面から接線方向へ廃油等を注入する廃油ランスを有し、その上方に廃液ランスを有し、800°C以上に保ち廃液を加熱分解する。
請求項(抜粋):
ロータリーキルンと2次燃焼室とを有する製鉄所発生廃棄物等の処理設備であって、当該製鉄所発生廃棄物等が回収可能金属含有廃棄物と酸洗またはめっき工程廃液を含み、当該ロータリーキルンは、円筒形状であり、その中心軸が水平に対し上流から下流に向かって傾斜して回転され、その上流開口端の投入部から回収可能金属含有廃棄物と還元剤とスラグ生成物質とを投入するとともに燃焼ガスを導入し、回収可能金属含有廃棄物と還元剤とを下流開口端の排出部へ向かって移動させながら、乾燥、金属の還元及び溶融、亜鉛等の優先的蒸発と酸化及び酸化亜鉛等粉末の生成、溶融金属と溶融スラグの排出を順次行なうものであり、当該2次燃焼室は、直立円筒状であり、その下端には溶融金属及び溶融スラグ取出し口が設けてあり、その側面には上記ロータリーキルンの排出部との接合口が設けてあり、その側面からその接線方向へと廃油または燃料油を注入する廃油ランスを有し、その上方に空気導入口及び廃液ランスを有しており、800°C以上に保ち廃液を加熱分解することを特徴とする製鉄所発生廃棄物等の処理設備。
IPC (6件):
C22B 7/00 ,  B09B 3/00 ,  C22B 1/00 ,  C22B 7/02 ,  F23G 5/20 ZAB ,  F27B 7/20
FI (6件):
C22B 7/00 F ,  C22B 1/00 ,  C22B 7/02 A ,  F23G 5/20 ZAB A ,  F27B 7/20 ,  B09B 3/00 303 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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