特許
J-GLOBAL ID:200903098684294470

倍力装置の弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-359237
公開番号(公開出願番号):特開2001-171508
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【解決手段】 弁プランジャ17は、大気弁座18よりも内方側に環状突起17aを備えている。他方、ワッシャ24はその内周部を従来よりも半径方向内方側に伸長させて形成してあり、上記環状突起17aと対向させている。ブレーキ倍力装置1の非作動状態では、弁体22のシート部22bが大気弁座18に着座して大気弁31は閉鎖されている。また、その際には、ともに剛性体である環状突起17aとワッシャ24が当接し、シート部22bはそれ以上軸方向に潰れないようになっている。【効果】 負圧源の負圧が変動しても、図示非作動状態でのシート部22bの潰れ量は変化しない。そのため、従来と比較して非作動状態における真空弁25の開放量を減少させることができる。したがって、従来と比較して入力軸36のロスストロークを減少させることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けた筒状のバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に形成した定圧室および変圧室と、上記バルブボディの内周部に形成した環状の真空弁座と、上記バルブボディに摺動自在に嵌合されてブレーキペダルと連動する弁プランジャと、この弁プランジャのリア側に設けた環状の大気弁座と、上記真空弁座および大気弁座に着座するシート部を有する弁体と、上記弁体のシート部の裏面に設けられて剛性体からなるリング状のワッシャと、上記ワッシャを介して上記弁体のシート部を上記真空弁座および大気弁座に着座させるばねとを備え、上記定圧室に負圧を供給する負圧源が作動されるとともにブレーキペダルが踏み込まれていない非作動状態で上記弁体のシート部が真空弁座から離座するとともに上記シート部が大気弁座に着座するように構成した倍力装置において、上記大気弁座よりも半径方向内方側に位置して相互に対向するワッシャの端面および弁プランジャのリア側の端面の少なくとも一方に、対向する部材に向けて膨出する環状の膨出部を形成して、上記非作動状態において上記膨出部を対向する部材に当接させて弁体のシート部の軸方向の圧縮量が一定となるように構成したことを特徴とする倍力装置の弁機構。
Fターム (9件):
3D048BB25 ,  3D048BB27 ,  3D048BB34 ,  3D048BB43 ,  3D048BB57 ,  3D048CC27 ,  3D048EE15 ,  3D048EE16 ,  3D048NN02

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