特許
J-GLOBAL ID:200903098688785311

傾斜ころ軸受状構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015885
公開番号(公開出願番号):特開平7-208503
出願日: 1994年01月14日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 ころに作用する軸方向力の発生を大幅に低減する。【構成】 内外輪軌道面1a、2aを備えた内輪1及び外輪2と、内外輪軌道面に線状に接触するように傾斜して配設されたころ3と、内輪1を予圧する皿ばね5と、更に、リテーナ6、案内鍔7、皿ばねのスラスト荷重を受けるベアリング8及びばね受け9、シール10、止め輪11等が設けられている。ころ3は、中心軸1bに直角な断面においてころ3が内輪軌道面1aに接触する点と外輪軌道面2aに接触する点との間の距離をころ3の長さ方向の中心部を中心として略対称にするような形状で、例えば軌道の原点側が大端側になる母線角度の小さい円錐形状である。【効果】 ころを軸方向に動かす力が発生せず、性能が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
中心軸まわりに略単葉回転双曲面を成す内輪軌道面を備えた内輪と、前記中心軸まわりに略単葉回転双曲面を成す外輪軌道面を備えた外輪と、前記内輪軌道面及び前記外輪軌道面に線状に接触するように前記中心軸を含む断面から所定角度傾斜して配設された複数のころと、前記内輪又は前記外輪を軌道間隔の狭くなる方向に付勢する付勢手段と、を有し、前記ころは、前記中心軸に直角な断面において前記ころが前記内輪軌道面に接触する点と前記ころが前記外輪軌道面に接触する点との間の距離を前記ころの長さ方向の中心部を中心として略対称にする形状であることを特徴とする傾斜ころ軸受状構造物。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 転がり軸受クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-154199   出願人:テイエチケー株式会社
  • 特開平1-252217

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