特許
J-GLOBAL ID:200903098692084476

有機溶剤含有廃棄物の乾留焼却処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高須 譲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239723
公開番号(公開出願番号):特開平8-068524
出願日: 1994年08月29日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 有機溶剤含有廃棄物を乾留焼却処理するに当って、乾留炉内の雰囲気中の酸素濃度を廃棄物投入前から乾留工程終了まで、それぞれの燃焼限界以下に維持して爆発事故を防止する。【構成】 乾留炉(1)の内部雰囲気に対する酸素濃度計(30)の検出値によって、廃棄物投入前の炉内雰囲気を有機溶剤ガスの燃焼限界以下の酸素濃度とし、廃棄物投入後の乾留工程中の有機溶剤が混在する乾留ガスの酸素濃度を燃焼限界以下に維持するように、吹込ノズル(12)に供給する空気・不活性ガスの混合割合を調節する。
請求項(抜粋):
有機溶剤含有廃棄物の乾留焼却処理方法において、乾留炉内の空気を不活性ガスで置換して、炉内雰囲気を有機溶剤蒸気の燃焼限界酸素濃度以下とした後に、炉内に有機溶剤含有廃棄物を投入堆積せしめ、さらに不活性ガスの送入を進めて炉内雰囲気の酸素濃度を低下する第一段階と、その堆積廃棄物の下層の一部に着火して前記の有機溶剤蒸気の燃焼限界酸素濃度の空気と不活性ガスの混合気を供給して堆積廃棄物の下層全面に燃焼酸化層を形成して上層の廃棄物の乾留を開始する第二段階と、発生する有機溶剤蒸気を含む乾留ガス中の酸素濃度を、該乾留ガスの燃焼限界以下に維持するように前記の供給混合気の不活性ガスの混合率を順次低下し且つその供給量を調節し、最終的には空気のみを供給して安定した乾留を継続し、灰燃焼を経て焼却を終了する第三段階とよりなり、前記第二段階,第三段階で発生する乾留ガスは、燃焼炉に導いて完全燃焼せしめることを特徴とする有機溶剤含有廃棄物の乾留焼却処理方法。
IPC (4件):
F23G 5/50 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/027 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 F

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