特許
J-GLOBAL ID:200903098693980645

電気流動流体を使用する調整可能ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174560
公開番号(公開出願番号):特開平6-174002
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 個別の適用に適合するように装置の制振特性を調整できる効果を有し、特に自動車のサスペンションシステムに好適なER流体を使用するダンパーを実現する。【構成】 電気流動流体を使用する調整可能なダンパー1はピストン4の両側部の流体チャンバー8、9と連通する環状ER流体移送用ダクト10を有し、ダクト10は壁部の長さ方向の一部に隆起表面46を有し、この部分にピストンの移動によりER流体が排出されるときER流体が貫流する環状の幅狭作動領域45が形成される。作動領域45に選択的に電圧を印加することにより作動領域45を流れるER流体の流体抵抗が増大し、ダンパーの制振力が増大する。
請求項(抜粋):
振動体を制振するためのダンパーであって、ピストンチャンバーを含むハウジングと、該ピストンチャンバー内で軸方向に移動し得、該ピストンチャンバーを2つの流体チャンバーに分割するピストンと、該ピストンチャンバーを取り囲んで形成され、半径方向に間隔を開けて配置された複数の環状の壁部および該壁部の少なくとも一部から延長された環状突出手段によって形成される環状の幅狭領域を有し、該ピストンの両側の該流体チャンバー間を連通させるダクト手段と、該流体チャンバーおよび該ダクト手段に充填され、電界が印加されると流体抵抗が増大する電気流動流体と、該ピストンの移動時に、該電気流動流体が貫流する該ダクト手段の幅狭領域に電界を印加して該幅狭領域を通過する電気流動流体の流体抵抗を増大させる電界印加手段とを備えた電気流動流体を使用する調整可能ダンパー。
IPC (2件):
F16F 9/53 ,  B60G 17/015

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