特許
J-GLOBAL ID:200903098695306801

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238079
公開番号(公開出願番号):特開2000-067425
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 熱磁気記録方式による良好な高密度記録特性を持ち、かつ、室温における飽和磁化が大きく、よってMRヘッドなどの磁気センサーによる高分解能・高出力な再生が可能な記録磁性膜を得る。【解決手段】 熱磁気記録方式用に記録特性を最適化した第一の磁性層と、室温での飽和磁化を大きくすることによって再生特性を最適化した第二の磁性層を含む、少なくとも2層以上の磁性層を用い、これらの磁性層を、少なくとも室温において、磁気的に交換結合させて記録膜を構成する。また、記録温度において第一の磁性層に隣接する磁性層が磁性を失うようにし、第二の磁性層によって第一の磁性層の記録特性に影響を与えないようにした。【効果】 記録特性にかかる磁性層と再生特性にかかる磁性層とを別々に設計した本発明の磁気記録媒体では、熱磁気記録方式と磁気センサーによる再生方式の両方が可能であり、双方の利点を生かした高密度記録再生が可能なストレージシステムを実現することが出来る。
請求項(抜粋):
基板上に製膜した磁気記録膜に熱又は光磁気記録を行い、また磁気記録膜からの漏洩磁界を検知することで再生を行う磁気記録媒体において、磁気記録膜が室温において磁気的に結合している少なくとも2層以上の磁性層からなり、室温において第一の磁性層よりも飽和磁化が大きい第二の磁性層は、第一の磁性層よりも基板側に配置されていることを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (2件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/02
FI (2件):
G11B 5/66 ,  G11B 5/02 S
Fターム (10件):
5D006AA05 ,  5D006BB05 ,  5D006BB07 ,  5D006BB08 ,  5D006DA03 ,  5D006FA09 ,  5D091AA08 ,  5D091CC01 ,  5D091CC17 ,  5D091DD03
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る