特許
J-GLOBAL ID:200903098700953276

自動変速機試験装置の段取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163812
公開番号(公開出願番号):特開平5-332884
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 変速機試験装置における被試験機の連結スタッドの軸径が変わっても、連結スタッドと結合する連結ユニットを有するドライブプレートの交換を不要とするものである。【構成】 直径および配置半径の異なる連結スタッド4に対応する連結ユニット18をドライブプレート7に180°変位した位置に複数組配置し、使用しない連結ユニットの駆動ピン19,20を特殊レンチで押し込み後、一定角度回転させてロックするようにした。
請求項(抜粋):
被試験機の回転体の前端部軸芯に設けたセンタ軸部を試験装置のドライブプレートのセンタ軸穴と係合することで芯合わせし、上記回転体の前端部外円周寄りに固着された連結用スタッドをドライブプレートに接近させた状態でドライブプレートを回転させ、ドライブプレートに取り付けた連結ユニットと自動結合させることで回転トルクを伝達するよう構成し、被試験機を運転試験する装置において、ドライブプレートに、種類の異なる被試験機の連結用スタッドに対応する複数組の連結ユニットを取り付け、対象の被試験機に必要な連結ユニット以外は連結ユニット内に連結用スタッド結合用の駆動ピンを押し込み状態でロックする手段として、連結ユニットの駆動ピンに鍵形のロック溝を設け、駆動ピンの案内ブッシュに、このロック溝に係合するロックピンの一端を植え込み、他端を駆動ピンの鍵形溝にはまり込むようにし、さらに、駆動ピンの先端の中心とずらした位置に、駆動ピンを回転させるためのピン穴を設け、このピン穴に特殊レンチのトルクピンを差し込み、圧縮バネに対抗して駆動ピンを押し込み後回転し、特殊レンチを引き抜くと駆動ピンが鍵形のロック溝にロックできるよう構成したことを特徴とする自動変速機試験装置の段取装置。

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