特許
J-GLOBAL ID:200903098715296522

自動変速機のオイルレベル調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239579
公開番号(公開出願番号):特開平8-074973
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 オイルの温度上昇に伴うオイルレベルの上昇が抑制され、オイルレベル制御のシステムが単純化されて自動変速機の小型化、軽量化を妨げない自動変速機のオイルレベル調整装置を提供する。【構成】 小口径シリンダー15Aと大口径シリンダー15Bを一体化させたシリンダー15内に、小口径ピストン16Aと大口径ピストン16Bを一体化させたプランジャ16とバイアススプリング18を収納している。オイル温度が低い間はオイルクーラー12の圧損が高く、オイル室17Aのオイル圧力がバイアスバネ18を押し縮めてオイル室17Bを縮小し、オイル室17Bのオイルを自動変速機11側に強制注入する。オイル温度が高まると、オイルクーラー12の圧損が低くなり、バイアスバネ18がオイル室17Bを拡張して自動変速機11側から不要なオイルを回収する。
請求項(抜粋):
外部のオイル冷却装置に自動変速機のオイルを循環させるオイル循環経路の途中に配置されて、前記オイル冷却装置と並列に接続される自動変速機のオイルレベル調整装置であって、被圧面積を異ならせて連動させた一対のピストンと、前記一対のピストンをそれぞれ格納して容量可変の一対のオイル室を形成する相互に連結された一対のシリンダーと、被圧面積の大きいピストンのオイル室を拡大する方向に前記一対のピストンの少なくとも一方を付勢するばね部材と、を有し、被圧面積の大きいピストンのオイル室が前記オイル冷却装置の出口側、被圧面積の小さいピストンのオイル室が前記オイル冷却装置の入口側にそれぞれ接続されており、前記一対のピストンは、前記オイル冷却装置の入口側と出口側の圧力差に駆動されて前記一対のシリンダー内における釣り合い位置を移動可能であることを特徴とする自動変速機のオイルレベル調整装置。

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