特許
J-GLOBAL ID:200903098716016906

廃棄物地層処分場の配置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-217108
公開番号(公開出願番号):特開2006-035068
出願日: 2004年07月26日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】放射性廃棄物等の処分パネルによる地層処分において、多数の破砕帯等が存在する場合でも最適に近いパネル形状・配置位置を短時間に選定でき、破砕帯等に対して設置される止水プラグの数を低減でき、コストの低減、工期の短縮等が図れるパネル配置方法を提供する。 【解決手段】地質調査による地質データの任意の区画エリアに処分パネルを配置し、必要な処分容量の処分パネル配置パターンを数種類初期設定し、これらのパターンの、地質データ・基本建設コストデータ・止水プラグの追加コストデータを基に、地質データの不確実性を割増してトータル建設コストを算出し、一番安いものは捨て、一番安いものと二番目に安いものとで交叉させ、処分パネルの大きさや形状を変えながら分散配置し変形パターンを誕生させ、一番安いものに対しては突然変異による変形パターンを誕生させ、前記交叉と突然変異を一定回数繰り返し、その中で一番安いものを選択する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
地下に併設される多数の処分坑道によってパネル状に形成される廃棄物地層処分場の配置方法であって、廃棄物地層処分場の対象地盤についてボーリング等による地質調査を行う工程と、前記地質調査によって得られた対象地盤の地質データを対象地盤内における位置情報とともにコンピュータに入力してコンピュータの記憶手段に記憶させる工程と、前記対象地盤内における地質データの分布や調査精度に応じて対象地盤内における地質データの不確実性の度合い及び分布を求める工程と、前記対象地盤の各位置の条件に応じて追加的な処理または対策を必要としない場合の基本建設コストデータと追加的な処理または対策が必要となる場合の追加コストデータを入力する工程と、必要とされる処分容量に応じてパネル形状に置き換えてデータ化した任意の処分場モデルの形状データを順次コンピュータに入力し、コンピュータに記憶されている前記地質データ、基本建設コストデータ及び追加コストデータを基に、前記地質データの不確実性の度合いをコスト増要因としてトータルの建設コストを算出し、算出された処分場モデルごとの建設コストを遺伝的アルゴリズムに基づいて取捨選択し、出力する工程とを有することを特徴とする廃棄物地層処分場の配置方法。
IPC (5件):
B09B 1/00 ,  G06F 17/50 ,  G21F 9/34 ,  G21F 9/36 ,  B09B 5/00
FI (6件):
B09B1/00 A ,  G06F17/50 634Z ,  G21F9/34 C ,  G21F9/36 541M ,  B09B5/00 M ,  B09B5/00 T
Fターム (8件):
4D004AA50 ,  4D004AB09 ,  4D004BB03 ,  4D004BB06 ,  4D004DA16 ,  5B046AA03 ,  5B046DA02 ,  5B046JA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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