特許
J-GLOBAL ID:200903098718168916

造水プラントの運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289217
公開番号(公開出願番号):特開平8-126882
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 逆浸透膜モジュールの汚れや劣化を適切に診断することができ、これにより逆浸透膜モジュールを適切な時期に洗浄したり定検すること。【構成】 供給水圧力、逆浸透膜モジュールの供給水側膜面浸透圧、および浸透水流量に基づいて、膜状態診断手段23において逆浸透プロセスの水透過係数を求め、この水透過係数からその初期値を減算した値が第1基準値以下の場合に膜の汚れと診断され、第2基準値以上の場合に膜劣化と診断される。膜の汚れと診断された場合、洗浄装置3により逆浸透膜モジュール2が洗浄される。膜の劣化と診断された場合、異常通知手段27により異常通知が行われる。
請求項(抜粋):
供給水を通して脱塩して透過水とするとともに不透過水を濃縮水とする逆浸透膜モジュールと、前記逆浸透膜モジュールを定期的に洗浄する洗浄装置と、プラントの状態値を測定する測定手段と、を有する造水プラントの運転制御装置において、プラント異常を通知する異常通知手段と、前記測定手段で測定した供給水圧力、逆浸透膜モジュールの供給水側膜面浸透圧、および透過水流量に基づいて、逆浸透プロセスの水透過係数を以下の式から求め、【数1】この水透過係数からその初期値を減算した膜状態値が、その第1基準値以下の場合に膜が汚れていると診断して前記洗浄装置を作動させ、その第2基準値以上の場合に膜劣化を診断して前記異常通知手段を作動させる膜状態診断手段と、を備えたことを特徴とする造水プラントの運転制御装置。
IPC (4件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/12 ,  B01D 65/02 ,  B01D 65/10

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