特許
J-GLOBAL ID:200903098720884270

シクロヘプタジエノン誘導体の合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 純子 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206106
公開番号(公開出願番号):特開2001-031618
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【解決課題】 新規な環化反応を提供すること。【解決手段】 CuCl等の金属化合物の存在下、式(II)で示されるメタラシクロペンタジエンに、式(III)に示されるカルボニル化合物を添加する、式(I)に示されるシクロヘプタジエノン誘導体の合成方法。【化1】(式中、R1、R2、R3及びR4は、水素原子、置換基を有していてもよい、C1〜C20炭化水素基等であり、Mは、周期表の第3族〜第5族又はランタニド系列の金属を示し;L1及びL2はアニオン性配位子を示す。A環は、ベンゼン環等のアリールであり、X1及びX2は、脱離基である。)
請求項(抜粋):
下記式(I)で示されるシクロヘプタジエノン誘導体の合成方法であって、【化1】(式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、水素原子、置換基を有していてもよい、C1〜C20炭化水素基、置換基を有していてもよい、C1〜C20アルコキシ基、置換基を有していてもよい、C6〜C20アリールオキシ基、アミン基、水酸基又は式-Si(R5)(R6)(R7)で示される基(式中、R5、R6及びR7は、それぞれ、互いに独立し、同一又は異なって、C1〜C20アルキル基、C6〜C20アリールアルキル基、C1〜C20アルコキシ基、C6〜C20アリールアルキルオキシ基である。)であり、ただし、R1及びR2、R2及びR3、又は、R3及びR4は、それぞれ、同一又は異なって、互いに、酸素原子で中断されていてもよく、置換基を有していてもよい、C4〜C20飽和又は不飽和環を形成してもよく;A環は、置換基を有していてもよく、1〜5個の窒素原子を有していてもよく、4〜18個の炭素原子を有し、かつ、シクロヘプタジエノン環と縮合しているアリールである。)金属化合物の存在下、下記式(II)で示されるメタラシクロペンタジエンに、【化2】(式中、R1、R2、R3及びR4は、上記の意味を有する。Mは、周期表の第3族〜第5族又はランタニド系列の金属を示し;L1及びL2は、互いに独立し、同一又は異なって、アニオン性配位子を示し、ただし、L1及びL2は、架橋されていてもよい。)下記式(III)に示されるカルボニル化合物を添加する工程【化3】(式中、A環は上記の意味を有する。X1及びX2は、それぞれ、互いに独立し、同一または異なって、脱離基である。)を含む、シクロヘプタジエノン誘導体の合成方法。
IPC (2件):
C07C 45/65 ,  C07C 49/683
FI (2件):
C07C 45/65 ,  C07C 49/683
Fターム (8件):
4H006AA02 ,  4H006AC28 ,  4H006BA05 ,  4H006BA13 ,  4H006BA21 ,  4H006BA37 ,  4H006BA47 ,  4H006BA48
引用文献:
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