特許
J-GLOBAL ID:200903098724974088

汚染土壌の無害化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-052892
公開番号(公開出願番号):特開2002-326081
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2002年11月12日
要約:
【要約】【課題】 弗素、重金属で汚染された土壌、土壌スラリーについて、土壌においてはそのまま、土壌スラリーにおいては予め固液分離することなく一括処理して処理排水中の残留弗素、重金属の濃度を、不溶化土壌の弗素、重金属の溶出値を、同時に環境基準値以下に低減できる経済的、効率的な処理方法を提供する。【解決手段】 弗素、重金属で汚染された土壌、土壌スラリーに必要に応じて鉱酸を加えてpHを2〜4の範囲内に調節し、アルミニウムまたは鉄として0.1〜5.0g/kgまたは0.1〜5.0g/Lのアルミニウム塩または鉄塩を添加して撹拌した後、アルカリを加えてpHを3 〜10の範囲内に調節することにより生成させた水酸化物に弗素、重金属を包摂、同伴させて不溶化土壌とする。さらにスラリーについては固液分離して沈殿物と処理排水とに分別する。この方法によって不溶化土壌中の弗素、重金属の溶出値と、処理排水中の残留弗素、重金属の濃度と、を同時に環境基準値以下に低減することが可能になった。
請求項(抜粋):
弗素で汚染された土壌または土壌スラリーへアルミニウム塩または鉄塩のうちの少なくとも1種を添加し、次いで弱酸性域ないしアルカリ性域に調節してアルミニウムまたは鉄の水酸化物のうちの少なくとも1種の水酸化物を生成させることにより該弗素を不溶化させることを特徴とする汚染土壌の無害化処理方法。
IPC (4件):
B09C 1/02 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09C 1/08 ,  C02F 11/00
FI (3件):
C02F 11/00 C ,  B09B 3/00 304 K ,  B09B 3/00 ZAB
Fターム (38件):
4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004AB08 ,  4D004AC07 ,  4D004BA02 ,  4D004CA10 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CA40 ,  4D004CC11 ,  4D004CC12 ,  4D004CC13 ,  4D004DA02 ,  4D004DA03 ,  4D004DA10 ,  4D004DA20 ,  4D059AA11 ,  4D059AA18 ,  4D059BG00 ,  4D059BK05 ,  4D059BK30 ,  4D059DA01 ,  4D059DA03 ,  4D059DA05 ,  4D059DA16 ,  4D059DA17 ,  4D059DA22 ,  4D059DA23 ,  4D059DA24 ,  4D059DA31 ,  4D059DA32 ,  4D059DA33 ,  4D059DA38 ,  4D059DA66 ,  4D059EB05 ,  4D059EB11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-023789
  • 特開昭59-132993
審査官引用 (5件)
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