特許
J-GLOBAL ID:200903098725210685

水性媒質中でのジヒドロキナクリドン類からキナクリドン類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-201909
公開番号(公開出願番号):特開平8-060009
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】本願発明は、水性反応媒質中で6,13-ジヒドロキナクリドン類からキナクリドン類を空気酸化法により製造する改良方法に関する。【課題】従来の空気酸化方法による6,13-ジヒドロキナクリドン類から対応するキナクリドン類を製造する場合、界面活性剤が必要であったり、不経済な第4級アンモニウム塩あるいは金属塩を添加しなければならず、これらの添加に伴う問題があり、純度と収率などの点で必ずしも満足するものではなかった。本願方法は、塩基性で水性の媒質中で、反応条件下で、液状で有機の第2相を形成する少量の非イオン性の極性有機物質の存在下で酸化剤としてキノン化合物と分子状酸素を用いて6,13-ジヒドロキナクリドン類を対応するキナクリドン類に酸化する方法に関するものであり、この方法により、従来の方法に比べて高純度のキナクリドン類が得られる。
請求項(抜粋):
非置換または置換されたキナクリドン類を製造する方法において、該方法が、有効量のキノン化合物と分子状酸素を酸化剤として使用し、6,13-ジヒドロキナクリドン類を塩基性の水性反応媒質中で対応するキナクリドン類に転換する工程を含み、該反応媒質が、水性塩基100重量部に対して、6ないし12重量部の6,13-ジヒドロキナクリドン類及び0.5ないし3重量部の非イオン性の極性有機物質を含み、該非イオン性の極性有機物質が前記塩基性の反応媒質中で第2の液相を形成する、ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C09B 48/00 ,  C07D471/04 112
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭47-008081

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