特許
J-GLOBAL ID:200903098726511328

迂回経路探索装置及び迂回経路探索システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295620
公開番号(公開出願番号):特開平5-136825
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ネットワーク上で障害が発生すると、この障害経路を迂回するための迂回経路を探索する迂回経路探索装置に関し、常に、有効な迂回経路を設定することができるとともに、回線増設に影響されることなく、迂回経路を設定することができる迂回経路探索装置及び迂回経路探索システムを提供することを目的とする。【構成】 障害が発生すると、第1,第2のリンク検出手段21,24と第1,第2の経路探索メッセージ伝送手段22,25により、迂回経路の構成リンクとして使用可能なリンクを検出しながら迂回経路を探索し、第1のリンク接続手段23によりSノードあるいはDノードのリンク接続処理を行い、第2のリンク接続手段26により迂回経路上の中継ノードのリンク接続処理を行うように構成する。
請求項(抜粋):
ネットワーク上の各ノードごとに設けられ、このネットワークに障害が発生すると、障害経路の両端に位置する第1,第2のノードで障害を感知することにより、前記第1,第2のノード間で前記障害経路を迂回するための迂回経路を探索する迂回経路探索装置において、前記障害を感知すると、自ノードに収容されるリンクの中から、前記迂回経路を構成可能なリンクを検出する第1のリンク検出手段(21)と、この第1のリンク検出手段(21)で検出されたリンクを収容する隣接ノードに対して、経路探索メッセージを伝送する第1の経路探索メッセージ伝送手段(22)と、前記障害を感知した対向ノードの前記第1の経路探索メッセージ伝送手段(22)から出力された前記経路探索メッセージを受信すると、この経路探索メッセージを送ってきた隣接ノードに収容されるリンクと自ノードに収容される通信装置とを接続する第1のリンク接続手段(23)と、隣接ノードから前記経路探索メッセージを受けると、自ノードに収容されるリンクの中から、前記迂回経路を構成可能なリンクを検出する第2のリンク検出手段(24)と、この第2のリンク検出手段(24)により検出されたリンクを収容する隣接ノードに対して、前記経路探索メッセージを伝送する第2の経路探索メッセージ伝送手段(25)と、前記第1,第2のノードの前記第1の経路探索メッセージ伝送手段(22)から出力された経路探索メッセージを受けると、自ノードにこの経路探索メッセージを送ってきた2つの隣接ノードに収容されるリンク同士を接続する第2のリンク接続手段(26)とを具備したことを特徴とする迂回経路探索装置。

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