特許
J-GLOBAL ID:200903098728744354

分散シフト光ファイバおよびその分散シフト光ファイバを用いた光伝送路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190139
公開番号(公開出願番号):特開2001-021747
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 非線形現象や分散による波形歪みと曲げ損失が小さい伝送特性良好な光伝送路と、光伝送路を形成する分散シフト光ファイバを提供する。【解決手段】 センタコア1の外周側を、第1サイドコア2、第2サイドコア3、クラッド5で順に覆い、センタコア1、第1サイドコア2、第2サイドコア3のそれぞれのクラッド5に対する比屈折率差をΔ1、Δ2、Δ3としたときに、Δ1>Δ3>Δ2とし、0.75%≦Δ1≦1.0%、-0.3%≦Δ2≦-0.2%、0.4%≦Δ3≦0.6%とし、センタコア1をα定数2.3〜3のα乗プロファイルとし、センタコア1、第1サイドコア2、第2サイドコア3の各半径を2.5〜7μm、5.5〜9.5μm、8.5〜10μmとし、波長1.55μmにおける有効コア断面積が75μm2以上で、低分散スロープ、低曲げ損失の分散シフト光ファイバとする。この光ファイバを用いて光伝送路を形成する。
請求項(抜粋):
センタコアの外周側を第1サイドコアで覆い、該第1サイドコアの外周側を第2サイドコアで覆い、該第2サイドコアの外周側をクラッドで覆って形成される分散シフト光ファイバであって、前記センタコアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ1とし、前記第1サイドコアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ2とし、前記第2サイドコアの前記クラッドに対する比屈折率差をΔ3としたときに、Δ1>Δ3>Δ2と成しており、かつ、0.75%≦Δ1≦1.0%、-0.3%≦Δ2≦-0.2%、0.4%≦Δ3≦0.6%と成し、前記センタコアの屈折率分布形状をα乗プロファイルと成してα定数を2.3〜3.0とし、該センタコアの半径を2.5〜7μm、前記第1サイドコアの半径を5.5〜9.5μm、前記第2サイドコアの半径を8.5〜10.0μmとし、波長1.55μmにおける分散値(単位ps/nm/km)の絶対値を0.5〜3とし、波長1.55μmにおける分散スロープを0.135ps/nm2/km以下とし、波長1.55μmにおける有効コア断面積を75μm2以上とし、波長1.55μmにおける曲げ直径20mmでの曲げ損失を10dB/m以下とし、長さ2mでのカットオフ波長を1550nm以下としたことを特徴とする分散シフト光ファイバ。
IPC (2件):
G02B 6/16 ,  G02B 6/10
FI (2件):
G02B 6/16 ,  G02B 6/10 C
Fターム (4件):
2H050AC28 ,  2H050AC72 ,  2H050AC73 ,  2H050AC75

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