特許
J-GLOBAL ID:200903098730981720

回転霧化頭型塗装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347164
公開番号(公開出願番号):特開平10-216567
出願日: 1997年12月02日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 各溶剤通路からベルカップの外周面に流出する溶剤を先端側に導き、ベルカップの外周面先端側に付着した塗料を確実に洗浄する。【解決手段】 各シンナ通路18からベルカップ13の外周面13Hに流出したシンナをベルカップ13の先端側に導くアシストエアを噴出する各アシストエア噴出口30を各シェーピングエア噴出口4の内径側に設ける構成としている。従って、洗浄時にはベルカップ13の外周面13Hに流出したシンナをアシストエアとシェーピングエアによってベルカップ13の外周面13Hに押し付け、ベルカップ13の先端側に導いて付着塗料を洗浄することができる。また、アシストエアにエアモータ8からの排気エアを合流させているから、この排気エアを有効に活用することができる。
請求項(抜粋):
筒状に形成されたカバーと、該カバー内に設けられたエアモータと、該エアモータの軸方向に挿通され該エアモータによって回転せしめられる回転軸と、該回転軸に取付けられ、該回転軸によって高速回転する回転霧化頭と、前記回転軸内を軸方向に伸長して配設され、該回転霧化頭内に延在した先端から塗料または溶剤を吐出するフィードチューブとからなる回転霧化頭型塗装装置において、前記回転霧化頭は、ベル形またはカップ形に形成されたベルカップと、該ベルカップの内周面側に位置して設けられ、該ベルカップとの間に前記フィードチューブから吐出された塗料を溜める塗料溜りを画成するハブ部材と、該ハブ部材に設けられ、前記フィードチューブから吐出された塗料または溶剤を前記塗料溜りからベルカップの内周面先端側に流出させる複数の塗料流出孔と、前記ベルカップに設けられ、前記フィードチューブから吐出された溶剤を前記塗料溜りからベルカップの外周面に流出させる複数の溶剤通路とから構成し、前記カバーの先端側には、前記各溶剤通路から前記ベルカップの外周面に流出した溶剤を該ベルカップの先端側に導くためのアシストエアを噴出するアシストエア噴出口を設ける構成としたことを特徴とする回転霧化頭型塗装装置。

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