特許
J-GLOBAL ID:200903098734114036
IL-15Rベータ/ガンマを介したIL-15活性の選択的かつ強力なエンハンサーとしてのIL-15Rアルファスシドメイン、およびハイパーアゴニスト(IL15Rアルファスシ-IL15)融合タンパク質
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
津国 肇
, 束田 幸四郎
, 齋藤 房幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-536153
公開番号(公開出願番号):特表2009-512433
出願日: 2006年10月06日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
本発明は、IL-15Rベータ/ガンマシグナル伝達経路を刺激し、それによりNKおよび/またはT細胞などのIL-15Rベータ/ガンマ陽性細胞の活性化および/または増殖を誘導および/または刺激することに関する。適切な化合物は、IL-15Rアルファの細胞外領域のスシドメインを含有する少なくとも1つのポリペプチドに共有原子価で直接または間接的に結合している少なくとも1つのIL-15Rベータ/ガンマ結合要素を含む化合物を包含する。
請求項(抜粋):
IL-15Rベータ/ガンマシグナル伝達経路を刺激し、それによりNKおよび/またはT細胞などのIL-15Rベータ/ガンマ陽性細胞の活性化および/または増殖を誘導および/または刺激することを目的とした化合物であって、
該化合物は、IL-15Rアルファの細胞外領域のスシドメインを含む少なくとも1つのポリペプチドに共有原子価で直接または間接的に結合している少なくとも1つのIL-15Rベータ/ガンマ結合要素を含むことを特徴とし、ここで:
-前記少なくとも1つのIL-15Rベータ/ガンマ結合要素はIL-15であるか、あるいはIL-15フラグメント、模倣体またはアゴニストであり、前記IL-15フラグメント、模倣体またはアゴニストは、天然IL-15のものより有意に低くはないIL-15Rベータ/ガンマへの結合親和性を有し、そして
-前記少なくとも1つのスシ含有ポリペプチドのアミノ酸配列は:
○ IL-15Rアルファの細胞外領域のアミノ酸配列であるか、あるいは
○ IL-15Rアルファの細胞外領域のフラグメントのアミノ酸配列であり、前記フラグメントは前記IL-15Rアルファ細胞外領域のスシドメインを保持し、前記スシドメインは最初のエクソン2にコードされたシステイン残基(C1)で開始し、第4のエクソン2にコードされたシステイン残基(C4)で終了し、残基C1およびC4は共に前記スシドメインに含まれていると定義されるアミノ酸配列であるか、あるいは
○ 該IL-15Rアルファ細胞外領域または該IL-15Rアルファ細胞外領域のフラグメントのアミノ酸配列に、細胞外領域または細胞外領域のフラグメントのアミノ酸配列の全長にわたって、少なくとも85%同一である変異アミノ酸配列であって、前記スシドメインの4つの各システイン残基(C1、C2、C3およびC4)は前記変異体配列に保持されているとする、変異アミノ酸配列である、
化合物。
IPC (26件):
C12N 15/09
, C07K 14/54
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C12N 5/02
, A61K 45/00
, A61K 38/00
, A61K 31/711
, A61K 48/00
, A61K 35/76
, A61K 35/12
, A61K 35/64
, A61K 35/74
, A61K 36/06
, A61K 39/00
, A61P 35/00
, A61P 31/00
, A61P 37/04
, A61P 31/18
, A61P 31/12
, A61P 31/04
, A61P 31/10
, A61K 47/46
, A61K 47/42
FI (26件):
C12N15/00 A
, C07K14/54
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 A
, C12N5/02
, A61K45/00
, A61K37/02
, A61K31/711
, A61K48/00
, A61K35/76
, A61K35/12
, A61K35/64
, A61K35/74
, A61K35/72
, A61K39/00 H
, A61P35/00
, A61P31/00
, A61P37/04
, A61P31/18
, A61P31/12
, A61P31/04
, A61P31/10
, A61K47/46
, A61K47/42
Fターム (114件):
4B024AA01
, 4B024BA26
, 4B024CA01
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA20
, 4B065AA90X
, 4B065AA90Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065AC20
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, 4B065BB14
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, 4C084ZB33
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, 4C087CA04
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, 4C087ZB32
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, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA05
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045DA02
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (5件)
-
Blood, 20051001, Vol.106, No.7, pp.2302-2310
-
Nat. Biotechnol., 1997, Vol.15, No.2, pp.142-145
-
FEBS Lett., 1999, Vol.450, No.1-2, pp.117-122
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審査官引用 (6件)
-
Blood, 20051001, Vol.106, No.7, pp.2302-2310
-
Nat. Biotechnol., 1997, Vol.15, No.2, pp.142-145
-
FEBS Lett., 1999, Vol.450, No.1-2, pp.117-122
-
J. Immunol., 2001, Vol.167, No.1, pp.277-282
-
Blood, 20051001, Vol.106, No.7, pp.2302-2310
-
Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 2003, Vol.100, No.8, pp.4724-4729
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