特許
J-GLOBAL ID:200903098740040745

ワイヤカット放電加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-050047
公開番号(公開出願番号):特開平7-223122
出願日: 1994年02月09日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高度の真直度と寸法精度を有すると共に、別工程の仕上げ磨きなどを要しない光沢仕上面を得る。【構成】全加工工程に亘りベース加工液として油系放電加工液を用いて、加工液供給装置17,18の効率化を計る一方で、ファーストカット加工工程の加工の高速化を計るため、粉末を混入した油系放電加工液使用の加工とする。中仕上げ加工工程での加工を粉末を混入していない油系放電加工液使用の加工とすることにより、真直度の修正加工と寸法精度出し加工を確実に行なう。之により最終仕上げの光沢付け加工が良好に仕上がるようにした。
請求項(抜粋):
一対の間隔を置いて配置したガイド間に所定の状態に張架したワイヤ電極を軸方向に更新送り移動せしめつつ前記軸方向と略直角方向から被加工体を微小間隙を介して相対向せしめ、該間隙に加工液を供給介在させた状態で両者間に間歇的な電圧パルスを印加し発生する放電パルスにより加工を行ない、前記ワイヤ電極と被加工体間に前記直角方向の平面上における所定の加工成形すべき輪郭線形状に沿う相対的加工送りを与えるワイヤカット放電加工において、(a)前記のワイヤカット放電加工を、前記加工液として油系加工液に粉末を混入した粉末混入油系加工液を用い、被加工体の材質、板厚、及び加工の目的等に応じて選択設定された加工条件で、最初の加工溝を加工形成するファーストカット加工工程と、(b)前記ファーストカット加工後、前記加工液を粉末を混入していない油系加工液に切換えると共に、前記設定加工条件を所定のセカンドカット、及びサードカット等の複数の加工工程の加工条件に順次切換えて、前記被加工体がその加工面粗度がより小さい所定値になるまで、かつ、特に加工面の太鼓が加工により加工修正されて所定の寸法精度となるまで加工工程を追って順次に加工処理する中仕上げ加工工程と、(c)前記中仕上げ加工工程の後、前記加工液を粉末を混入した油系加工液に切換え、前記設定加工条件を最終仕上げ加工条件に切換えて前記中仕上げ加工面を少なくとも1回以上加工処理する光沢付け加工処理工程の加工を順次に行なうことから成ることを特徴とする前記のワイヤカット放電加工方法。
IPC (3件):
B23H 7/02 ,  B23H 1/02 ,  B23H 1/10

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