特許
J-GLOBAL ID:200903098746782913

境界より1.000mmの境界近隣接線内地中構造物及び障害物の撤去工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043409
公開番号(公開出願番号):特開平7-150564
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 境界近隣接線内地中構造物4間に切梁8を取付けた後、水抜き、固化等の作業をし、最初の一区画の側面部の崩壊及び埋土、並びに土盛りを実施する。続いて側面部の立設方向の長さに対応して、切梁8の撤去並びに反復一区画の土盛りと側面部の崩壊を繰り返し、少なくとも崩壊側面部には、良い土が土盛りされる。その後、この土盛り位置に新設地中構造物を構築する。【効果】 境界近隣接線内に構築された既設地中構造物、又は地中障害物等を確実、かつ容易に、撤去できる効果と、この効果により、既設地中構造物の側面部部位に、新設地中構造物を確実、かつ簡易に構築することができる。
請求項(抜粋):
地中壁等の既設地中構造物内の土砂を排除しつつ、露出された既設地中構造物間に切梁を差し渡す、この排土及び切梁差し渡し作業を順次繰り返して、前記既設地中構造物間に、適宜数本の切梁を差し渡す切梁取付け工程と、この切梁取付け工程の途中又は終了後等に行う、隣接地中の水抜き工程又は隣地地中の固化工程と、前記切梁取付け工程及び/又は水抜き工程又は固化工程が終了したとき、前記既設地中構造物の底面部を取り除く為に、この底面部のほぼ最中部分よりその側面部の方向に向かって順次崩壊し、この崩壊瓦礫を、崩壊底面部の最中部分に向かって移送する盛替え作業を、順次繰り返して底面部の全ての崩壊並びに盛替え作業をなし、かつ既設地中構造物の側面部を露出し、当該側面部の崩壊ができる隙間を形成するように盛替えを成す底面部崩壊並びに盛替え工程と、この底面部崩壊並びに盛替えが終了したとき、露出された既設地中構造物の側面部を順次崩壊しつつ、この崩壊瓦礫を前記隙間に移送し、かつ少なくともこの崩壊された既設地中構造物部の側面部への瓦礫、石等の混じりものの少ない土砂等を充填する土盛りを成すと、この一区画の側面部の崩壊と、この崩壊側面部への土盛り作業が終了する一区画の側面部の崩壊並びに土盛り工程と、この一区画の側面部の崩壊並びに土盛りが終了したとき、続いて次の一区画の土盛りと、既設地中構造物の側面部の崩壊にかかるが、この際、先ず切梁の撤去をし、その後、既設地中構造物の側面部が露出する程度に、外部より搬入する土砂で埋土を成し、一時的な底面部を構成する仮内底面埋土作業をするとともに、続いて、前述と同様な作業により、既設地中構造物の側面部の崩壊、崩壊瓦礫の仮底面部への移送、並びに少なくとも崩壊側面部への土盛りをして、当該次の一区画の崩壊と、その土盛り作業が終了するこの一区画の側面部の崩壊並びに土盛り工程と、以上で詳述した各一区画単位の側面部の崩壊及び埋土作業と、既設切梁の撤去、並びに既設地中構造物の側面部部位になす土盛り作業を繰り返し、かつ前記各作業を、既設地中構造物の底面部側より上方に向かって成すことを特徴とする境界より1.000mmの境界近隣接線内地中構造物及び障害物の撤去工法。
IPC (2件):
E02D 9/00 ,  E02D 17/04

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