特許
J-GLOBAL ID:200903098763287764

寸法安定性に優れた再生紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086530
公開番号(公開出願番号):特開平5-263384
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 古紙を、従来の技術で再生して製紙用再生原料とし、紙の製造に使用すると、紙の寸法安定性が劣ると言った問題が発生する。そこで、この問題点を解消するために鋭意検討し、寸法安定性に優れた製紙用再生原料を提供することを目的とする。【構成】 古紙からの再生原料を製紙原料とした時の、紙の寸法安定性が劣ると言った問題点を解消するために検討した結果、その原因が繊維の屈曲に在り、特に再生工程中に繊維が受ける強い剪断力に起因し、脱墨パルプ繊維の平均屈曲度が20%以下の場合に限って優れた寸法安定性が得られることを見いだした。【効果】 1.寸法安定性に優れた製紙用再生原料の生産。2.再生紙への製紙用再生原料配合率の増加。
請求項(抜粋):
古紙からの再生原料を用いて製紙するに際し、次式で示した再生原料繊維の平均屈曲度が20%未満である脱墨パルプ(以下DIPという)、を配合する事から成る再生紙の製紙方法。屈曲度(%)=(L/s-1)×100L:繊維の実長s:繊維両端の距離
IPC (3件):
D21C 5/02 ,  D21H 11/14 ,  D21H 27/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-175996
  • 特開平4-050392
  • 特開昭60-052693

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