特許
J-GLOBAL ID:200903098764336246

トラッキングエラー信号生成回路及びトラッキングエラー信号生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352747
公開番号(公開出願番号):特開平10-177726
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 線速度が変化する場合にあっても、位相差法により正確なトラッキングエラー信号生成することができるトラッキングエラー信号生成回路及びトラッキングエラー信号生成方法を提供する。【解決手段】 光ピックアップの出力信号を遅延させる遅延手段12A、12B、12C、12Dの遅延時間を光ピックアップの光スポットの光記録媒体との相対線速度によって変化させる制御回路30を設けている。また、線速度を光ピックアップの出力信号から測定できるときは、測定値を用いることができるが、サーチ時のように線速度を測定できないときは、スライダー位置とスピンドルモータの回転数から線速度を演算により求めて推測することは好ましい態様である。
請求項(抜粋):
光記録媒体のトラックに光ピックアップからの光ビームを集光して光スポットを照射し、その反射光又は透過光を検出してトラッキングサーボ制御を行う光ディスク装置に用いるトラッキングエラー信号生成回路であって、前記光ピックアップの複数の出力信号を遅延させる複数の遅延手段と、前記複数の遅延手段にてそれぞれ遅延させた前記光ピックアップの複数の出力信号又はその演算信号をそれぞれ2値化する2つの比較手段と、前記2つの比較手段の出力信号同士の位相を比較する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力信号に応答してトラッキングエラー信号を生成する手段と、前記トラッキングエラー信号のオフセットを検出するトラッキングエラー信号オフセット検出手段と、前記トラッキングエラー信号のオフセットに基づいて前記遅延手段の遅延時間を設定する遅延時間設定手段とを有するトラッキングエラー信号生成回路において、前記光ピックアップによる光スポットの前記光記録媒体に対する線速度を測定及び/又は推定する手段と、前記線速度を測定又は推定する手段により得られた線速度に応じて前記遅延時間設定手段により設定された前記遅延時間を修正する遅延時間修正手段とを、有することを特徴とするトラッキングエラー信号生成回路。

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