特許
J-GLOBAL ID:200903098766712709

バランス式シャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240620
公開番号(公開出願番号):特開平11-081834
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、小型な開口部に用いるものであって、しかも、バランス装置を用いないシャッタにおいて、操作が容易で安全性の向上したシャッタを提供することにある。【解決手段】スラットカーテン2は、巻胴3に巻取り・巻出される。巻胴3は、大プーリー20,タイミングベルト25,小プーリー30を介して手動操作ユニット60に接続されている。小プーリー30と手動操作ユニット60の間には、逆回転防止装置50が備えられ、手動操作ユニット60から与えられる操作力を巻動3に伝達するとともに、巻動側から与えられる力が手動操作ユニット側への伝達されるのを阻止する。巻胴3は、手動操作ユニット60の操作ロープを室内側から操作することにより、回動して、シャッタの開閉を行える。大プーリー20の回転中心を偏心させることにより、バランストルクに山形特性をもたせる。
請求項(抜粋):
スラットカーテンを巻取り、巻出す巻胴と、この巻胴からスラットカーテンを巻出すとき、巻胴の回転量に応じたバネトルクを蓄積し、巻出されたスラットカーテンによる巻胴トルクをバランスさせるバランス装置と、巻胴を回転操作する手動操作手段とを備えたバランス式シャッタにおいて、前記バランス装置は、前記バネトルクを蓄積するコイルバネと、前記巻胴の一端に設けられた第1バランスプーリーと、この第1バランスプーリーに隣接して位置し、前記コイルバネの一端に連結された第2バランスプーリーと、前記第1バランスプーリーに一端が結合され、前記第2バランスプーリーに他端が結合された引張りワイヤとを有し、前記第1バランスプーリーは、前記スラットカーテンの全開位置からの巻出し時に、最初の巻出し過程で前記引張ワイヤを巻取る第1プーリー部と、途中から前記引張りワイヤを巻取る第2プーリー部とを有し、かつこの第2プーリー部は、前記スラットカーテンを全閉位置まで巻出したときに前記引張りワイヤが前記第1プーリー部の軸心を通る外周形状をしており、さらに、前記第1バランスプーリーは、その中心軸から偏心した位置に回動中心があり、前記第2バランスプーリーは、前記スラットカーテンの全開位置からの巻出し時に、最初の巻出し過程で前記引張ワイヤを巻出す第3プーリー部と、途中から前記引張りワイヤを巻出す第4プーリー部とを有し、かつこの第4プーリー部は第3プーリー部側が小径となるテーパー形状をしており、前記手動操作手段は、前記巻胴を室内側で回転操作する操作ロープを有することを特徴とするバランス式シャッタ。
IPC (3件):
E06B 9/62 ,  E06B 9/17 ,  E06B 9/60
FI (3件):
E06B 9/20 K ,  E06B 9/17 K ,  E06B 9/20 E

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