特許
J-GLOBAL ID:200903098767304230

色調検査判定評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-313274
公開番号(公開出願番号):特開平6-160190
出願日: 1992年11月24日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】カラー印刷物について色調判定を行なう検査員の判定を評価する色調検査判定評価方法に関し,目視検査員の色調判定を定量化することにより,数値的に検査員の判定の違いを評価可能とすることを目的とする。【構成】色調を変化させた複数の印刷物試料を各検査員が判定したデータを入力する(a) 。また,検査員の着目点を含む複数箇所の色領域について,計測した色調データを入力し,全ての試料の色差値を求める(b) 。そして,色領域の着目度を検査員毎に未知量として,主成分分析により,各検査員の注視点の重み量を算出する(c) 。それから多段階評価に対する定量値を算出する(d) 。印刷物試料の多段階判定を定量値に変換することにより,色試料に対する検査員の判定定量値を得る(e) 。これをもとに,各検査員の色試料に対する判定定量値と,基準検査員の色試料に対する判定定量値との相関を算出する(f) 。
請求項(抜粋):
任意の検査員が行った,基準となる印刷物との比較による印刷物の色調の検査判定結果を,基準検査員または基準となる評価尺度に基づく判定結果に対して計算機を用いて評価する方法であって,良から不良まで段階的に色調を変化させた複数の印刷物試料のそれぞれに対して,評価対象の検査員が色調を検査して判定した多段階の総合評価判定結果を入力するとともに,その検査員が検査時に重要視した局所的な領域に関する着目点の情報を入力する過程と,前記検査員の着目点を含む複数箇所の色領域について,基準となる印刷物に対する前記印刷物試料の色差計測値を得る過程と,前記多段階の総合評価判定結果と前記色差計測値とを用いて,前記検査員の各色領域に対する着目度を未知量とした主成分分析により,前記検査員の重要視する点の重み量を固有ベクトルとして算出する過程と,前記多段階の総合評価に対する定量値を算出する過程と,その定量値に基づき,前記印刷物試料に関する多段階の総合評価判定結果を定量値に変換して該色試料に対する検査員の判定定量値を求め,同じ方法により得られた基準検査員による色試料の判定定量値または基準となる評価尺度に基づく判定定量値との相関を算出し出力する過程とを備えたことを特徴とする色調検査判定評価方法。
IPC (3件):
G01J 3/46 ,  G01N 21/88 ,  G06F 15/70 310

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