特許
J-GLOBAL ID:200903098780368549
画像のラベリング方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三品 岩男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250739
公開番号(公開出願番号):特開平7-105369
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】リアルタイムなラベリング処理を実現する。【構成】入力画像をラスタ順に走査し、着目画素Pが領域画素であれば、既に走査が終了してる上の画素P0と左の画素P1との値を調べ、P0、P1の両方が背景画素であれば新たな値をPの仮ラベル値とする。P0、P1の一方が領域画素であれば、その画素の仮ラベル値をPの仮ラベル値とする。P0、P1の両方が領域画素であれば、P0、P1のうちの仮ラベル値の小さい方の仮ラベル値をPの仮ラベル値とすると共に、値の大きい方の仮ラベル値に、値の小さい方の仮ラベル値との連結関係を表す結合ラベル値を与える。走査が終了したら、仮ラベル値を、その結合ラベル値に従い、その仮ラベル値と連結関係を有する最小の仮ラベル値に書き換える。
請求項(抜粋):
入力2値画像を構成する複数の画素にラスタ順に順次着目し、着目した各画素について、当該着目した画素に隣接する画素であって、過去に着目した画素との連結関係を調べ、連結する画素が存在しない場合には、既の他の画素に付した仮ラベルより大きな値の仮ラベルを着目する画素に付し、連結する画素が一つ存在する場合には当該連結する画素に付されている仮ラベルと同じ値の仮ラベルを着目する画素に付し、連結する画素が複数存在する場合には連結する複数の画素に付されている複数の仮ラベルのうち最小の値の仮ラベルと同じ仮ラベルを着目する画素に付すと共に前記複数の仮ラベルのうち最小の値の仮ラベル以外の仮ラベルの値と前記最小の値の仮ラベルの値とを対応付けて記憶するステップと、最も値の大きな仮ラベルより順次、各仮ラベルに、当該仮ラベルの値と直接的もしくは他の仮ラベルの値を介して間接的に対応付けられている最小の仮ラベルの値と同じ値の本ラベルを割り当てるステップと、各画素に付された仮ラベルのうち、本ラベルを割り当てられた仮ラベルを、当該仮ラベルに割り当てられた値の本ラベルに更新するステップとを有することを特徴とするラベリング方法。
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