特許
J-GLOBAL ID:200903098782127760

モータ速度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135728
公開番号(公開出願番号):特開平6-315290
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 モータの回転速度を所定の回転速度近傍まで迅速に加速され、所定の回転速度付近では迅速に所定の回転速度にロックされるようにしたモータ速度制御方法を提供する。【構成】 PLL速度制御方法において、モータの回転速度が所定の回転速度近傍に到達するまでは、位相周波数比較器により高加速制御対応の出力を行い、所定の回転速度近傍まで迅速に加速するとともに、所定の回転速度付近では、所定の回転速度に迅速にロックするようにデューティー比を設定した位相比較器により、基準パルス信号と位置検出信号との位相差信号を出力し、所定の回転速度に迅速にロックされるモータ速度制御方法。
請求項(抜粋):
制御目標値として設定されてなる周波数の基準パルス信号を発生する基準パルス発生回路と、モータの回転速度に比例した周波数のパルス信号よりなる位置検出信号を発生するロータ位置検出器と、前記基準パルス発生回路で発生した基準パルス信号の該位相と前記ロータ位置検出器で発生した位置検出信号の該位相とを比較して相互の位相差信号を出力する加速制御対応のデューティ比に設定した位相比較器と、前記位相比較器で出力した位相差信号に基づいてモータ制御信号を生成するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタで生成したモータ制御信号に基づいてモータ駆動用信号を出力する増幅回路とを備えたモータのPLL(Phase Locked Loop)速度制御方法において、前記基準パルス発生回路で発生した基準パルス信号より僅かに遅い周波数に設定されてなる加速パルス信号を発生する加速パルス発生回路と、前記加速パルス発生回路で発生した加速パルス信号の該周波数及び位相と前記ロータ位置検出器で発生した位置検出信号の該周波数及び位相とを比較して位置検出信号の周波数が加速パルス信号の設定周波数範囲外においては位置検出信号の周波数が加速パルス信号の周波数に近づくべくモータを高加速制御または高減速制御対応の出力となし加速パルス信号の設定周波数範囲内において時間幅よりなる相互の位相差信号を出力する位相周波数比較器と、前記位相周波数比較器から出力された高加速制御及び高減速制御対応の信号に基づいてモータ制御信号を生成するローパスフィルタと、前記位相比較器のデューティ比を所定の回転速度に迅速にロックするように設定変更を行った位相比較器と、前記位相周波数比較器から出力されローパスフィルタにより生成された信号と前記位相比較器で出力されローパスフィルタにより生成された信号とを合成してモータ制御信号を出力する合成回路とを備えた、ことを特徴とするモータ速度制御方法。
IPC (2件):
H02P 5/00 301 ,  H02P 5/00

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