特許
J-GLOBAL ID:200903098782278458

ガスタービンエンジン用汚染防止スラスト釣り合いシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301774
公開番号(公開出願番号):特開平7-208208
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンエンジン用の改良された汚染防止後部スラスト釣り合いシステムを提供する。【構成】 バッファキャビティ56の空気と前方向ロータキャビティ42の空気は接線に方向づけられた吐出口を通ってタービンロータ44のデッドリム領域90へ流れる。吐出口は円周上に間隔をおいてステータ支持部20に形成されたプレナム80に設けられている。プレナム80のいくつかの底部に設けられたプレート82は前方向ロータキャビティ42からの流れを遮断し、バッファキャビティ56からのバッファ空気はプレナム80のこれら閉鎖部分を通って流れキャビティ42,50間に適切な圧力関係を維持する。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジンにおけるスラスト釣り合いと汚染防止の手段であって、円筒形のケースと、前記円筒形のケースに同心的に支持されて冷却空気流路を規定する燃焼器ライナーと、前記円筒形のケースに取り付けられ複数のプレナムを間隔をあけて環状に規定するステータ支持部と、前記円筒形のケースで支持されたエンジンシャフトと、回転運動用に前記エンジンシャフトに取り付けられたタービンディスクを有するタービンロータと、前記シャフトに支持されると共に前記タービンディスクに取り付けられて該タービンディスクと共に回転運動を行い、一定の圧力レベルでエンジン冷却空気の流入するキャビティを前記円筒形ケースとともに規定する前部リムディスク支持部と、前記ステータ支持部に形成された前記冷却空気流路との間で流体を移動させるための間隔をおいて環状に形成された複数の接線噴出流路と、前記前面ディスクに取り付けられ、互いに半径方向に間隔をあけて第1および第2のサブチャンバを規定し、前記環状のステータと封止関係にある第1および第2のシール手段と、前記前面ディスクに取り付けられ、前記第1のシール手段から間隔をあけて軸方向に配置され、前記環状ステータと封止関係でバッファキャビティを規定する第3のシール手段と、前記第2のサブチャンバから前記プレナムの内径上の開口を通過させ、さらに前記プレナムの数個を通過させて前記ガス流路へと冷却空気を誘導する手段と、予め選択された数の前記プレナムに形成された内径の開口を覆い、前記バッファキャビティと前記カバーで覆われたプレナムとを前記ステータに形成された開口をはさんで相互に接続する手段と、を備えることにより、前記バッファキャビティ内の圧力を前記第1および第2のサブチャンバの圧力よりも低くし、前記第2および第3のシール手段から漏出する空気流が前記第2のサブチャンバから前記第1のサブチャンバへ流入しないようにしたことを特徴とするガスタービンエンジン用汚染防止スラスト釣り合いシステム。
IPC (5件):
F02C 7/28 ,  F01D 3/00 ,  F01D 11/02 ,  F01D 25/00 ,  F02C 7/18

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