特許
J-GLOBAL ID:200903098788239209

トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149096
公開番号(公開出願番号):特開平11-344394
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】温度が変化したとしてもボビンの熱膨張による温度特性の悪化を防止し、被検出軸に作用するトルクを正確に検出できるトルクセンサを提供することにある。【解決手段】シャフト2の外周面に固定される磁歪材5を通る磁束を発生させるための励磁用コイル8,9と、シャフト2に作用するトルクに応じて磁歪材5が歪むことによる磁束の変化を検出するための検出用コイル10,11がボビンB1,B2に巻回される。固定子7の内周面には、3つの部材12,13,14をシャフトの軸方向に連結することによってそボビンB1,B2を収納する溝部が形成される。ボビンB1,B2の側面を、溝部の側壁に接着固定するとともに、ボビンB1,B2の側面と溝部の他方の側壁との間と、ボビンB1,B2の外周面と溝部の内周面との間に隙間が設けられている。
請求項(抜粋):
被検出軸の外周面に固定された磁歪材と、該磁歪材を通る磁束を発生させる励磁用コイルと、前記被検出軸に作用するトルクに応じて前記磁歪材が歪むことによる前記磁束の変化を検出するための検出用コイルと、前記励磁用コイル及び検出用コイルを巻回したボビンと、前記ボビンを支持するとともに前記被検出軸の外周面と対向し、かつ、被検出軸に対して相対回転可能に配置された固定子とを備えたトルクセンサにおいて、前記固定子は、その内周面の円周方向に前記ボビンを収納する溝部が形成されるものであり、前記ボビンの一方の側面を、溝部の一方の側壁に接着固定するとともに、ボビンの他方の側面と溝部の他方の側壁との間と、ボビンの外周面と溝部の内周面との間とに隙間を設けたトルクセンサ。

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