特許
J-GLOBAL ID:200903098788588351

光ファイバ電流計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089081
公開番号(公開出願番号):特開平9-281153
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバからの出射光の偏波面を回転させずに2つの偏光成分を検出する。【解決手段】 ファイバカップラ2は、光源1から入射された光を偏光子/検光子部10へ送り、偏光子/検光子部10から入射された光の一部を受光素子8へ送る。センシングファイバ3は、入出射端がファラデー回転素子4を介して偏光子/検光子部10に接続されており、終端には反射ミラー6が設けられている。センシングファイバ3は、測定すべき電流が流れる導体5を周回するように曲げられており、導体5内の電流により発生する磁場の影響を受け、内部を通過する光にファラデー回転を加える。偏光子/検光子部10内には双方向検光子としての機能を有するグランレーザプリズムが配置されており、センシングファイバ3からの光を2つの偏光成分に分離し、ファイバカップラ2と受光素子9へ送る。
請求項(抜粋):
導体の周囲に巻かれた光ファイバの入出射端から光を入射し、前記光ファイバの終端で反射して戻ってきた反射光のファラデー回転角に基づいて、前記導体を流れる電流を測定する光ファイバ電流計測装置において、光源に接続されており、前記光源の発した光を前記光ファイバ側へ送るとともに、前記光ファイバ側から逆行してきた光を第1の受光素子へ送る光学部品と、前記光学部品と前記光ファイバとの間に設けられ、前記光学部品から前記光ファイバへ向かう光を直線偏光に整形し前記光ファイバへ送るとともに、前記光ファイバから送られてきた前記反射光を2つの偏光成分に分離し、前記2つの偏光成分をそれぞれ前記光学部品と第2の受光素子とへ送る双方向性検光子と、を有することを特徴とする光ファイバ電流計測装置。

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