特許

J-GLOBAL ID：200903098796419984

テレビジョン映像信号のノイズ低減方法

発明者： 和泉 ▲吉▼則 ,  山口 孝一 ,  合志 清一 ,  苗村 昌秀 ,  福田 淳
出願人/特許権者： 日本放送協会
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-019074
公開番号（公開出願番号）：特開平8-214192
出願日： 1995年02月07日
公開日（公表日）： 1996年08月20日
要約：

【要約】【目的】 テレビジョン映像信号の効率のよいノイズ低減方法を提供する。【構成】 入力テレビジョン映像信号の各画素を順次に着目画素とし、着目画素ごとにそれを中心画素として画面上で小ブロックを設定し、設定された小ブロックごとに、中心画素から上下左右および斜めの各2次元方向に各画素の相関性を順次判定し、相関性のある画素については画素値平均化の対象として、前記着目画素の出力信号値を得ることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

テレビジョン映像信号のノイズを低減するにあたり、入力テレビジョン映像信号の各画素を順次に着目画素として画面上画素ごとに左から右へ、走査線ごとに上から下へ順次に移動させるとともに、当該着目画素ごとにそれを中心画素として画面上あらかじめ定められた大きさの小ブロックを設定し、設定された前記小ブロック内で前記中心画素を中心とした2次元の各方向へ、各方向毎に隣接画素からより遠方画素へ画素順次に中心画素との信号値差分を求め、その信号値差分があらかじめ定められたしきい値以下である限り、その画素の信号値を着目画素の信号値への信号平均化の対象として出力し、その信号値差分が前記しきい値を超えたらそれ以上その方向の画素信号値は平均化の対象とはしない選択判定をおこない、当該選択判定後の複数の前記平均化の対象として出力した信号から前記着目画素の出力信号値を求めることを特徴とするテレビジョン映像信号のノイズ低減方法。