特許
J-GLOBAL ID:200903098803567560

粉体空気輸送装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264608
公開番号(公開出願番号):特開平9-071325
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】小型軽量で、取り付け条件が自由な、保守に関わる作業性が良く、双方向輸送も可能な粉体空気輸送装置とすることを目的とした。【構成】ボディとフィルターエレメントとの両端の開口部に空気アクチュエーター作動バルブを取り付けて構成された粉体ポンプ本体の空気出入口(1ab)に粉体ポンプ駆動部の粉体ポンプ本体駆動に関わるポートを取り付ける。粉体ポンプ駆動部は空気出入口に対して空気の吸引と圧縮空気の供給を交互に行う都度空気アクチュエーター作動バルブ相互の開閉も制御し、フィルターエレメントの中心側の粉体チャンバーでは粉体の吸引と圧送が交互に行われる。
請求項(抜粋):
(イ)外側に空気出入口(1ab)を設けた筒状のボディ(2)の内側に筒状のフィルターエレメント(31または32)を通すことで両端に形成された両者の開口部に於いて片方の開口部には粉体入口側逆止弁(4a1)を、残りの開口部には粉体出口側逆止弁(4b1)を取り付けて、ボディの外側で空気出入口に始まる穴がボディの内側で空気室(7)に連絡するように組み立てた粉体ポンプ本体(91)に於いて、粉体入口側逆止弁の一次側は粉体入口(5a1)を、粉体出口側逆止弁の二次側は粉体出口(5b1)を、相互の逆止弁が終端となってフィルターエレメントの中心側に形成された空間は粉体チャンバー(6)を、またその外周側に形成された空間は空気室(7)を構成する。当該粉体ポンプ本体(91)に於いてフィルターエレメントが柔軟な膜状であるもの(31)が用いられるものに対しては、フィルターエレメントと空気室との間に多数の通気孔またはスリットなどを有するスペーサー(81または82)を挾んだうえで同様に組み立て、それをもって両者間の通気性を確保すると共にフィルターエレメントの空気室方向への移動端を限定する手段とする。(ロ)ポート(x1)に於いて空気が吸引される工程と圧縮空気が供給される工程とが交互に入れ替わるように構成された粉体ポンプ駆動部。以上述べた粉体ポンプ本体(91)の空気出入口(1ab)が粉体ポンプ駆動部のポート(x1)に接続されたものに於いて空気は、ポート(x1)に於いて空気吸引工程のとき粉体入口→粉体入口側逆止弁→粉体チャンバー→フィルターエレメント→空気室→空気出入口→ポート(x1)の順に流れ、このとき粉体入口から吸引する粉体を粉体チャンバーに溜め、ポート(x1)に於いて圧縮空気供給工程のときポート(x1)→空気出入口→空気室→フィルターエレメント→粉体チャンバー→粉体出口側逆止弁→粉体出口の順に流れ、このとき空気は空気吸引工程のときに吸引された粉体により目詰まりしたフィルターエレメントの再生を行いそのまま粉体チャンバー側に通り抜けて粉体を粉体出口方向に送り出す媒体となる。以上述べた粉体輸送方向が固定である1筒式粉体空気輸送装置。 [図 1]
IPC (3件):
B65G 53/28 ,  B01J 4/00 105 ,  B65G 53/52
FI (3件):
B65G 53/28 ,  B01J 4/00 105 D ,  B65G 53/52

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