特許
J-GLOBAL ID:200903098806130376

音声区間判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331304
公開番号(公開出願番号):特開平10-171487
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 離散パラメータ出現頻度分布から算出をする音声区間判別閾値用平均雑音パラメータ値による高精度な音声区間判別方式を実現する。【解決手段】 入力音声11の現行フレームごとに計算する入力パラメータ計算部1によるパワー値を入力離散パワー出現頻度更新部2で変換した離散パワー値対応の出現頻度値をこれに一定値を加算し更新する。当該出現頻度値を格納する出現頻度カウンタメモリ3による離散パワー出現頻度分布で複数極大点の複数離散パワー値を極大点算出部4で算出する。音声区間判別部6で当該複数のうち最小離散パラメータ値を選択する平均雑音パワー選択部5による平均雑音パワー値またはこれに雑音パワー値分散を考慮した定数との乗算値による音声区間判別閾値と入力パラメータ計算部1による入力パワー値を比較し有音声または無音声フレーム区間の判別結果12を出力する。
請求項(抜粋):
入力音声の現行フレームごとに当該パラメータ値を計算する入力パラメータ計算部と、該入力パラメータ計算部による入力パラメータ値を変換した入力離散パラメータ値に対応する出現頻度値をこれに一定値を加算することにより更新する入力離散パラメータ出現頻度更新部と、該入力離散パラメータ出現頻度更新部から当該出現頻度値を格納する出現頻度カウンタメモリと、該出現頻度カウンタメモリによる離散パラメータ出現頻度分布で複数極大点になる出現頻度値に対応する複数離散パラメータ値を算出する極大点算出部と、該極大点算出部による複数離散パラメータ値のうちから平均雑音パラメータ値として選択する平均雑音パラメータ選択部と、該平均雑音パラメータ選択部による平均雑音パラメータ値または平均雑音パラメータ値と雑音パラメータ値の分散を考慮した定数との乗算値を音声区間判別閾値とし、前記入力パラメータ計算部による入力パラメータ値が当該閾値を越えているかどうかで有音声または無音声フレーム区間の判別結果を出力する音声区間判別部とを備える音声区間判別装置。

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