特許
J-GLOBAL ID:200903098821050257

液体クロマトグラフ質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310770
公開番号(公開出願番号):特開平9-145704
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 荷電液滴などによるノイズの影響が受けにくく、イオン信号強度を大きくすることができる脱溶媒化手段を設けた液体クロマトグラフ質量分析装置を提供する。【解決手段】 液体クロマトグラフ部10と質量分析部20との間にあるインタフェース部30のイオン化部31の後段には、熱伝導性、電気伝導性材料からなるパイプ33、断熱的、電気絶縁的材料からなるパイプ34、熱伝導性、電気伝導性材料からなるパイプ35を接続し、ヒータ36、37によりパイプ33、パイプ35をパイプ35側が低く設定されるように独立に温度設定し、電圧源39によりパイプ内に電位勾配を生じさせることにより、生成されたイオンをこわさずに、検出器側に引き出すようにして、イオン信号強度を大きくし、かつ、ノイズを低減する。
請求項(抜粋):
液体クロマトグラフ部と質量分析部との間に、液体クロマトグラフ部から送られてくる液体試料をイオン化手段によりイオン化し、生成されたイオンあるいは荷電液滴を脱溶媒化手段により脱溶媒化しながら質量分析部に導入するインタフェース部を備えた液体クロマトグラフ質量分析装置において、前記脱溶媒化手段が、熱伝導性材料からなり加熱手段が設けられた第1のパイプと、断熱材料からなる第2の断熱パイプと、熱伝導性材料からなる加熱手段が設けられた第3のパイプとが接続された構造であって、第1のパイプと第3のパイプとに独立に加熱手段を設けたことを特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装置。
IPC (2件):
G01N 30/72 ,  G01N 27/62
FI (4件):
G01N 30/72 C ,  G01N 30/72 G ,  G01N 27/62 X ,  G01N 27/62 F

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